特許
J-GLOBAL ID:200903046826084141
車両用電動式駆動装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
北村 欣一 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-061719
公開番号(公開出願番号):特開平11-278084
出願日: 1998年03月12日
公開日(公表日): 1999年10月12日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 1対の電動モータと、その出力トルクを左右の従動輪に伝達する1対の差動装置とを備える電動式駆動装置において、装置の小形化と騒音の低減とを図る。【解決手段】 入力側カム板73から出力側カム板74にケーシング70を反力受けとして動力がボール76を介して減速して伝達されるように構成した1対のボール式減速機7L,7Rを設ける。各減速機7L,7Rの入力軸71と出力軸72とに夫々各電動モータ6L,6Rと各従動輪4L,4Rとを連結すると共に、両減速機7L,7Rのケーシング70を一体化し、ケーシング70を回転自在として、各減速機7L,7Rにより各差動装置を構成する。ケーシング70の回転をブレーキ手段8により拘束した状態で両電動モータ6L,6Rを同方向に駆動して発進アシストを行い、ケーシング70の拘束を解除した状態で両電動モータ6L,6Rを互に反対方向に駆動して旋回アシストを行う。
請求項(抜粋):
前輪と後輪との一方をエンジンで駆動される駆動輪、他方を従動輪とする車両の左右の従動輪間に設ける電動式駆動装置であって、1対の電動モータと、両電動モータと左右の従動輪との間に夫々介設した1対の差動装置とを備えるものにおいて、ケーシングと、ケーシング内に軸方向に対向させて配置した入力側と出力側のカム板とを有し、入力側カム板から出力側カム板にケーシングを反力受けとして動力がボールを介して減速して伝達されるように構成した1対のボール式減速機を設け、各ボール式減速機のケーシングを回転自在として、各ボール式減速機の入力軸と出力軸とに夫々前記各電動モータと前記各従動輪とを連結することにより、各ボール式減速機で前記各差動装置を構成すると共に、両ボール式減速機のケーシング同士を連結し、ケーシングの回転をブレーキ手段で拘束可能とした、ことを特徴とする車両用電動式駆動装置。
IPC (4件):
B60K 17/356
, F16H 48/20
, B60K 23/04
, F16H 48/12
FI (5件):
B60K 17/356
, B60K 23/04 E
, B60K 17/20
, F16H 1/44
, F16H 35/04 A
引用特許:
審査官引用 (3件)
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車両の左右輪間の連結装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平7-232844
出願人:本田技研工業株式会社
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特開昭62-002064
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車両の左右輪間の連結装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平7-232843
出願人:本田技研工業株式会社
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