特許
J-GLOBAL ID:200903046910631093

量子化デューティサイクルを有する安定化パワーコンバータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤村 元彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-342507
公開番号(公開出願番号):特開平8-294271
出願日: 1995年12月28日
公開日(公表日): 1996年11月05日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】量子化デューティサイクルを生成するデジタル制御ループを有する安定化DC-DCパワーコンバータに関する。【解決手段】マルチスライスパワーコンバータ10、位相遅延パルス幅変調PWM信号を生成して該PWM信号のデューティサイクルがある数の可能数を有するようにするデジタル回路22を用いる。デューティサイクルの量子化は通常のアナログタイプの不安定性に加えてデジタル制御ループを有するパワーコンバータに特有な2つのタイプの不安定性を招来することが示される。本発明は、PWM周波数よりも低くコンバータの帯域幅周波数よりも高い周波数を有する周期的ディザー信号を用いることによってパワーコンバータのデジタル制御ループを安定化する新規な方法及び装置を提供する。このディザー信号はディザー周波数の周波数に対する比によって与えられる係数分だけ可能なデューティサイクルの数を増加させるように作用する。
請求項(抜粋):
出力電圧の設定点と量子化デューティサイクルの複数の可能ないずれかとのミスマッチによる発振を抑制するためのパワーコンバータ安定化方法であって、所望の出力電圧設定点を示す基準電圧を生成するステップと、前記電力コンバータの実際の出力電圧に対して基準電圧を比較してエラー信号を生成するステップと、第1周波数を有する第1パルス幅変調コントロール信号のパルス幅を前記エラー信号に応じて変化せしめるステップと、前記第1パルス幅変調コントロール信号をコンバータスイッチング手段の導通時間を変化せしめる少なくとも1つの第2パルス幅変調コントロール信号に変換して、所望の出力電圧に実際の出力電圧を合わせるステップであって、前記パルス幅を量子化デューティサイクルの複数のいずれかに量子化するステップを含むステップと、前記第1周波数より低く前記パワーコンバータの帯域周波数よりも高い第2周波数を有するディザー信号をエラー信号中に現われるように注入するステップと、からなり、前記ディザー信号が前記第2信号の前記帯域周波数に対する比によって与えられる係数だけ可能なデューティサイクルの数を増加するように作用することを特徴とする方法。
FI (3件):
H02M 3/155 H ,  H02M 3/155 N ,  H02M 3/155 P
引用特許:
審査官引用 (6件)
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