特許
J-GLOBAL ID:200903046916080544

処理装置および処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 須山 佐一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-259201
公開番号(公開出願番号):特開平10-099815
出願日: 1996年09月30日
公開日(公表日): 1998年04月21日
要約:
【要約】【課題】 樹脂と金属とを有する物体を安全かつ効果的に処理する処理装置および処理方法を提供する。【解決手段】 樹脂と金属とを構成材として有する処理対象物体は熱分解炉20で熱分解され、ガス状排出物と熱分解残渣とに分離して処理される。ガス状排出物処理系は、ダイオキシンが分解するような高温(1200°C)でガスを分解するガス分解器30と、このガスをダイオキシンが再合成しないよう短時間で急冷(35°C)する冷却塔40とを備える。熱分解残渣処理系は、この残渣を減圧加熱して残渣に含まれる金属を気化させる減圧加熱炉50と、気化した金属を凝縮して回収する回収チャンバ60とを備える。
請求項(抜粋):
樹脂と金属とを含有する物体を第1の温度で熱分解する第1の熱分解手段と、前記熱分解手段に接続して配設され、前記物体から生じたガス状排出物をダイオキシンが分解するような第2の温度で改質する改質手段と、前記改質手段と接続して配設され、第2の温度で改質された前記ガス状排出物中のダイオキシン濃度の増加が抑制されるように、前記ガス状排出物を第3の温度まで急冷する冷却手段と、前記物体の熱分解により生じた残渣を、この残渣に含まれる金属が気化するように減圧下で加熱する減圧加熱手段と、前記残渣から気化した金属を凝縮する凝縮手段とを具備したことを特徴とする処理装置。
IPC (5件):
B09B 3/00 ,  B01D 53/70 ,  B09B 5/00 ZAB ,  C22B 1/00 ,  C22B 7/00
FI (5件):
B09B 3/00 302 E ,  C22B 1/00 ,  C22B 7/00 F ,  B01D 53/34 134 E ,  B09B 5/00 ZAB M
引用特許:
審査官引用 (2件)

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