特許
J-GLOBAL ID:200903046988385633

熱可塑性樹脂組成物およびその用途

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中嶋 重光 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-056577
公開番号(公開出願番号):特開2001-026718
出願日: 2000年03月02日
公開日(公表日): 2001年01月30日
要約:
【要約】【課題】 透明性、低複屈折性、耐熱性、機械的特性、防湿性などに優れ、環境変化によっても優れた透明性を安定して保持することができる熱可塑性樹脂組成物およびその用途を提供する。【解決手段】 熱可塑性樹脂組成物は、炭素数/ヒドロキシル基数の比率が1.5〜30で炭素数6以上の多価アルコールを特定割合で含有する熱可塑性樹脂からなる。熱可塑性樹脂は、厚さ3mmの成形体で測定したヘイズが10%以下、全光線透過率が80%以上で、23°C水中100時間浸漬における吸水率が0.1%以下、ガラス転移温度が10°C以上、芳香環含有率が20重量%以下の樹脂である。また、環状オレフィン系重合体、ポリシクロヘキサン系樹脂および4-メチル-1-ペンテン系重合体から選ばれる樹脂である。この組成物は、プラスチックレンズ、光記録メディア、容器、透明シートおよび透明ボードなどに好適に用いられる。
請求項(抜粋):
〔A〕厚さ3mmの成形体で測定したASTM D1003準拠によるヘイズが10%以下、全光線透過率が80%以上であり、かつ23°C水中100時間浸漬における吸水率が0.1%以下、ガラス転移温度が10°C以上で、芳香環の含有率が20重量%以下の熱可塑性樹脂と、〔B〕分子量が2000以下で、同一分子中のヒドロキシル基の数に対する炭素数の比率が1.5〜30である炭素数6以上の多価アルコール(該多価アルコールは、分子内にエーテル結合、チオエーテル結合、脂環族炭化水素基、芳香族炭化水素基を含有していてもよい。)とからなり、上記熱可塑性樹脂〔A〕100重量部に対して、上記多価アルコール〔B〕を0.01〜10重量部の割合で含有していることを特徴とする熱可塑性樹脂組成物。
IPC (8件):
C08L101/00 ,  C08K 5/053 ,  C08L 23/02 ,  C08L 45/00 ,  C08L 51/00 ,  C08L 65/00 ,  G02B 1/04 ,  G11B 7/24 526
FI (8件):
C08L101/00 ,  C08K 5/053 ,  C08L 23/02 ,  C08L 45/00 ,  C08L 51/00 ,  C08L 65/00 ,  G02B 1/04 ,  G11B 7/24 526 M
引用特許:
審査官引用 (2件)

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