特許
J-GLOBAL ID:200903046993382782

系統連系インバータ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岩橋 文雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-318719
公開番号(公開出願番号):特開2000-152661
出願日: 1998年11月10日
公開日(公表日): 2000年05月30日
要約:
【要約】【課題】 昇圧コンバータ、および中間段電圧を交流に変換するインバータのスイッチング損失を低減し、高効率で小型・軽量の系統連系インバータ装置を提供する。【解決手段】 入力電源1の直流電圧を昇圧用スイッチング素子3cのスイッチングにより昇圧して中間段電圧VMを出力する昇圧コンバータ3は、中間段電圧VMが系統2の交流電圧の絶対値を下回る期間のみ昇圧する。中間段電圧VMは昇圧された電圧部分が凸状になった波形となり、この波形を維持するために中間段コンデンサ4の容量は数百μF程度とする。上記のスイッチングにより昇圧用スイッチング素子3Cのスイッチング損失が低減される。上記中間段電圧VMを交流電圧に変換するインバータ5は、スイッチング素子Q1とQ2とによるアームでのみ高周波スイッチングし、Q3とQ4とによるアームは極性切り換えのみとし、スイッチング損失を低減する。
請求項(抜粋):
直流リアクトルと昇圧用スイッチング素子と昇圧用ダイオードとを備えて直流の入力電源からの入力電圧を前記昇圧用スイッチング素子の高周波スイッチングにより昇圧して直流の中間段電圧を出力する昇圧コンバータと、前記中間段電圧における高周波成分を除去する中間段コンデンサと、フルブリッジに構成された4個のスイッチング素子のスイッチングにより前記中間段電圧から正弦波の交流電流を出力するインバータと、前記交流電流における高周波成分を除去し、出力電流として交流の系統に出力するフィルタとを備え、前記入力電源から入力した直流電力を交流電力に変換して前記系統に出力する系統連系インバータ装置において、前記中間段コンデンサは数百μF以下の容量を有するフィルムコンデンサとし、前記昇圧コンバータは、前記中間段電圧が系統電圧の絶対値に比べて低くなる期間のみスイッチングして昇圧するようにした系統連系インバータ装置。
IPC (2件):
H02M 7/5387 ,  H02M 7/48
FI (3件):
H02M 7/5387 B ,  H02M 7/48 F ,  H02M 7/48 R
Fターム (9件):
5H007AA02 ,  5H007AA08 ,  5H007BB07 ,  5H007CA01 ,  5H007CB05 ,  5H007CC12 ,  5H007CD08 ,  5H007DA06 ,  5H007EA02
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 電力変換装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-170364   出願人:松下電工株式会社
  • 電力変換装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-282823   出願人:松下電工株式会社
  • 電力変換装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-321215   出願人:株式会社東芝
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審査官引用 (4件)
  • 電力変換装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-170364   出願人:松下電工株式会社
  • 電力変換装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-282823   出願人:松下電工株式会社
  • 電力変換装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-321215   出願人:株式会社東芝
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