特許
J-GLOBAL ID:200903046998686577
スプール弁
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-292007
公開番号(公開出願番号):特開2009-115289
出願日: 2007年11月09日
公開日(公表日): 2009年05月28日
要約:
【課題】 排出ポートと先端側容積変動室との間で油圧差が生じない無圧差摺動面に、排出シールランドがリターンスプリングの偏荷重を受けて押し付けられる構造であったため、バネ荷重の増加に伴う偏荷重の増加による摺動性の劣化が懸念される。【解決手段】 排出シールランド15の外周面に、排出ポート9および先端側容積変動室Aのオイルを無圧差摺動面αの内部へ導くオイル溝23を設けた。リターンスプリング5から偏荷重を受けて排出シールランド15が無圧差摺動面αに押し付けられても、オイル溝23を通じて無圧差摺動面αの内部にオイルが積極的に導かれるため、無圧差摺動面αにおける油膜切れの発生が防がれ、摺動抵抗の増加が抑えられる。このように、無圧差摺動面αにオイル溝23を設けるというシンプルな構造を追加するだけで、偏荷重による摺動性の悪化を防ぐことができ、性能向上および信頼性向上を図ることができる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
外部にオイルを排出するための排出ポートが形成されたバルブハウジングと、
このバルブハウジングの内周面において軸方向へ摺動自在に支持され、前記排出ポートの開閉を行う円柱形状を呈した排出シールランドを有したスプールとを備え、
前記バルブハウジング内に形成されて外部と呼吸路を介して連通する容積変動室と、前記排出ポートとを、前記排出シールランドが区画するスプール弁において、
前記排出ポートと前記容積変動室とを区画する前記排出シールランドと前記バルブハウジングとの無圧差摺動面は、前記排出ポートのオイルを前記無圧差摺動面の内部に導く、あるいは前記容積変動室のオイルを前記無圧差摺動面の内部に導くオイル溝を備えることを特徴とするスプール弁。
IPC (2件):
FI (3件):
F16K31/06 305L
, F16K31/06 385A
, F16K3/24 D
Fターム (14件):
3H053AA21
, 3H053BA04
, 3H053DA11
, 3H106DA03
, 3H106DB22
, 3H106DB32
, 3H106DC09
, 3H106EE17
, 3H106EE24
, 3H106GB06
, 3H106GB20
, 3H106GC04
, 3H106KK03
, 3H106KK17
引用特許:
出願人引用 (1件)
-
ソレノイドバルブ
公報種別:公開公報
出願番号:特願2003-042169
出願人:株式会社デンソー
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