特許
J-GLOBAL ID:200903047012525933

耐突き刺し性に優れた缶胴用アルミニウム合金板

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 福田 保夫 ,  赤塚 賢次
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-227151
公開番号(公開出願番号):特開2004-068061
出願日: 2002年08月05日
公開日(公表日): 2004年03月04日
要約:
【課題】現行の薄肉缶の壁部の肉厚を変えることなく、缶胴体の強度を現行のレベルに維持し、耐突き刺し性に優れた缶胴体を得ることを可能とする缶胴用アルミニウム合金板を提供する。【解決手段】Mn:0.8〜1.2%、Mg:1.0〜1.3%、Si:0.3%を越え0.45%以下、Fe:0.3〜0.5%を含有し、残部Alおよび不純物からなる組成を有し、熱間圧延後、中間焼鈍を行うことなく冷間圧延し板に、150mg/m2 を越え300mg/m2 以下の塗油量でリオイルを施してなるアルミニウム合金板であって、該合金板表面において直径(円相当直径)1〜10μmの金属間化合物が3500〜4500個/mm2 の密度、1〜3%の面積率で分布させる。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
Mn:0.8〜1.2%(質量%、以下同じ)、Mg:1.0〜1.3%、Si:0.3%を越え0.45%以下、Fe:0.3〜0.5%を含有し、残部Alおよび不純物からなる組成を有し、熱間圧延後、中間焼鈍を行うことなく冷間圧延した厚さ0.275〜0.325mmのアルミニウム合金冷間圧延板に、150mg/m2 を越え300mg/m2 以下の塗油量でリオイルを施してなるアルミニウム合金板であって、該合金板表面において直径(円相当直径)1〜10μmの金属間化合物が3500〜4500個/mm2 の密度、1〜3%の面積率で分布していることを特徴とし、DI加工、塗装を含む缶胴成形工程で、外面および内面塗装を含む厚さが0.110〜0.130mmの壁部をそなえた缶胴体に成形した場合、該壁部の缶軸方向において、伸びが3%以上6%未満、引張強さが290MPaを越え330MPa以下である耐突き刺し性に優れた缶胴用アルミニウム合金板。
IPC (3件):
C22C21/06 ,  B21B3/00 ,  C22F1/047
FI (3件):
C22C21/06 ,  B21B3/00 J ,  C22F1/047
引用特許:
審査官引用 (8件)
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