特許
J-GLOBAL ID:200903047024927808

フィルム製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松浦 憲三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-351189
公開番号(公開出願番号):特開2003-145562
出願日: 2001年11月16日
公開日(公表日): 2003年05月20日
要約:
【要約】【課題】加工性に優れ、且つ、水中でのカールが小さく、偏光板の製造に適したフィルムを製造するフィルム製造方法を提供する。【解決手段】本発明を用いた製造装置10のロール乾燥部16、18は、少なくともその一部が115°C以上の乾燥エアを給気して乾燥する高温乾燥ゾーンになっている。高温乾燥ゾーンでは、?@給気をフィルム26の支持体面26A側から吹き込む、?Aフィルム26に吹きつける乾燥風の風速が3m/s以下となるように、エア面26B側から給気を吹き込む、?B給気をフィルム26の両面側から吹き込む、のいずれかの方法で給気している。こうして製造されたフィルム26は、25°Cの水中に浸漬した際のカールの曲率半径が25mm以上であるという特性と、フィルム26を厚み方向に二分割した際の支持体面26A側とエア面26B側の可塑剤含有率比が1.2〜2.0であるという特性を備えている。
請求項(抜粋):
濃厚溶液を支持体上に流延してフィルムとして剥ぎ取り、該フィルムに乾燥エアを吹きつけて乾燥させることによって、フィルムの製造を行うフィルム製造方法において、前記乾燥エアの温度が115°C以上である高温乾燥ゾーンを設けるとともに、該高温乾燥ゾーンにおいて、前記115°C以上の乾燥エアを、前記支持体に接していた支持体面側から、又は該支持体面と反対のエア面側から、或いは前記支持体面側と前記エア面側の両方から吹きつけるとともに、前記115°C以上の乾燥エアを前記エア面側から吹きつける際に、前記エア面での乾燥エアの風速を3m/s以下にしたことを特徴とするフィルム製造方法。
IPC (5件):
B29C 41/12 ,  B29C 41/46 ,  G02B 5/30 ,  G02F 1/1335 510 ,  B29L 7:00
FI (5件):
B29C 41/12 ,  B29C 41/46 ,  G02B 5/30 ,  G02F 1/1335 510 ,  B29L 7:00
Fターム (23件):
2H049BA02 ,  2H049BB33 ,  2H049BC01 ,  2H091FA08 ,  2H091FC01 ,  2H091FC22 ,  2H091FD15 ,  2H091GA16 ,  2H091LA02 ,  2H091LA12 ,  4F205AC05 ,  4F205AG01 ,  4F205AH73 ,  4F205AK01 ,  4F205AR06 ,  4F205GA06 ,  4F205GC06 ,  4F205GE11 ,  4F205GF03 ,  4F205GN19 ,  4F205GN21 ,  4F205GN24 ,  4F205GW50
引用特許:
審査官引用 (9件)
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