特許
J-GLOBAL ID:200903047050368647
転炉製鋼法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
萩原 康弘 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-137421
公開番号(公開出願番号):特開平8-311519
出願日: 1995年05月12日
公開日(公表日): 1996年11月26日
要約:
【要約】【目的】 同一転炉内で効率よく脱りん・脱硫・脱炭精錬を行うと同時に、脱炭滓を残したまま出鋼した直後に次チャージ溶銑を装入することも可能にする。【構成】 溶銑および屑鉄を上底吹き転炉に装入し、底吹きガス流量を制御しつつ、所定のスラグ塩基度と温度になるように投入フラックス量および投入冷剤量を制御して脱りん処理を施し、一旦精錬を中断し炉を傾動して炉内スラグを排出し、炉を正立してフラックス添加と吹酸により脱炭した後、Al灰粉またはAl灰と石灰の混合粉を溶鋼中に吹き込んでスラグと溶鋼の脱酸および溶鋼の脱硫を行い、スラグを残したまま出鋼した後、直ちに次チャージ溶銑を装入する。
請求項(抜粋):
上底吹き転炉を用いて溶銑を精錬して溶鋼を製造するさいに、第1工程として、溶銑および屑鉄を上底吹き転炉に装入し、第2工程として、攪拌エネルギーが1.0kW/t以上となるように底吹きガス流量を制御しつつ、処理後のCaO/SiO2 が1.5以上2.3以下、処理後溶鋼温度が1300°C以上1450°C以下となるように投入フラックス量および投入冷剤量を制御して[P]0.01〜0.02%まで脱りん処理を施し、第3工程として、一旦精錬を中断し炉を傾動して炉内スラグの75%以上を排出し、第4工程として、炉を正立してフラックス添加と吹酸により所定の[C]濃度まで脱炭した後、Al灰粉またはAl灰と石灰の混合粉を溶鋼中に吹き込んでスラグの脱酸と生成溶鋼の脱酸および脱硫を行い、第5工程としてスラグを残したまま出鋼した後、直ちに次チャージ溶銑を装入して、上記第1〜第5工程までを繰り返し実施することを特徴とする転炉製鋼法。
IPC (4件):
C21C 5/28
, C21C 7/04
, C21C 7/064
, C21C 7/068
FI (5件):
C21C 5/28 Z
, C21C 7/04 C
, C21C 7/064 A
, C21C 7/064 Z
, C21C 7/068
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