特許
J-GLOBAL ID:200903047077486854

クロメート処理後の表面品質が優れた缶蓋用アルミニウム合金板およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 豊田 武久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-190867
公開番号(公開出願番号):特開2008-019467
出願日: 2006年07月11日
公開日(公表日): 2008年01月31日
要約:
【課題】クロメート処理を施す缶蓋用Al合金板として、クロメート処理後にムラ等の発生がなく、耳率も良好なものを提供する。【解決手段】Mg2.0〜5.0、Mn0.1〜0.3%、Si0.01〜0.2%、Fe0.1〜0.5%、Ti0.005〜0.02%、B0.001〜0.01%、残部Alよりなり、板表面層において圧延方向に直角方向のサイズが5〜35μmの結晶粒の総面積が、板面積の60%以上を占めるAl合金板。熱間圧延板として、表面層の結晶粒サイズ条件が前記条件を満たし、表面のキューブ方位結晶粒が板面積の30%以上を占める。460〜530°C×0.5〜15時間の均質化処理後、熱間粗圧延において、(N-2)番目のパスからN番目のパスまでの平均圧延率を25〜50%、1番目のパスから、(N-3)番目のパスまでの平均圧延率が5〜13%、粗圧延終了直後の材料温度を280〜350°Cとし、総圧下率87〜93%、圧延終了後の材料温度310〜340°Cで圧延する。【選択図】なし
請求項(抜粋):
表面にクロメート処理を施して使用される缶蓋用アルミニウム合金板において、 Mg2.0〜5.0(mass%、以下同じ)、Mn0.1〜0.3%、Si0.01〜0.2%、Fe0.1〜0.5%、Ti0.005〜0.02%、B0.001〜0.01%、残部Alおよび不可避的不純物よりなり、板表面における圧延方向に対して直角な方向の結晶粒サイズが5〜35μmの範囲にある結晶粒の総面積が、板面の面積の60%以上を占めることを特徴とする、クロメート処理後の表面品質が優れた缶蓋用アルミニウム合金板。
IPC (3件):
C22C 21/06 ,  C22F 1/047 ,  C22F 1/00
FI (14件):
C22C21/06 ,  C22F1/047 ,  C22F1/00 604 ,  C22F1/00 613 ,  C22F1/00 623 ,  C22F1/00 673 ,  C22F1/00 681 ,  C22F1/00 683 ,  C22F1/00 685Z ,  C22F1/00 691B ,  C22F1/00 691C ,  C22F1/00 694A ,  C22F1/00 694B ,  C22F1/00 694Z
引用特許:
出願人引用 (2件)

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