特許
J-GLOBAL ID:200903047095115995
比吸収率測定装置及び比吸収率測定方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
松浦 兼行
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-327029
公開番号(公開出願番号):特開平9-166554
出願日: 1995年12月15日
公開日(公表日): 1997年06月24日
要約:
【要約】【課題】 アンテナに人体が接近した場合、相互結合の影響によりアンテナ電流分布が変化するため、人体接近時の最大SARは評価することができない。【解決手段】 ループプローブ1は、アンテナ5の給電点近傍に配置され、アンテナ5よ放射された電磁波9による放射磁界を受信する。プローブ回転機構2は、ループプローブ1のループ中心を軸として周方向に回転自在とする。プローブ移動体3は、ループプローブ1をファントム4の表面と平行方向に移動する。ファントム4の表面に対してループ面を平行方向に配置したときに検出したアンテナ5の放射磁界のうち、ファントム4の表面に対してループ面を垂直方向に配置することで反射磁界分を補正して放射磁界を測定し、測定した放射磁界によりアンテナ電流の分布を測定する。測定したアンテナ電流及びアンテナとファントム4との間隔dより換算した入射磁界に基づいて比吸収率を評価する。
請求項(抜粋):
アンテナより電磁波を放射したときに人体と誘電率及び透磁率がほぼ等価な擬似生体の表面における入射磁界を、該アンテナの給電点のアンテナ電流と該アンテナと前記擬似生体との間隔より換算し、該換算した入射磁界に基づいて比吸収率を算出して評価する比吸収率測定装置において、前記アンテナの給電点近傍に配置された磁界受信用ループプローブと、前記磁界受信用ループプローブを前記擬似生体の表面と平行方向に移動自在な構成とするプローブ移動体と、前記磁界受信用ループプローブのループ中心を軸として周方向に回転自在な構成とするプローブ回転機構と、前記磁界受信用ループプローブを前記プローブ移動体により移動すると共に、前記プローブ回転機構により前記擬似生体の表面に対してループ面を平行方向に配置したときに検出した前記アンテナの放射磁界のうち、前記擬似生体の表面に対してループ面を垂直方向に配置することで反射磁界分を補正して放射磁界を測定し、該測定した放射磁界により前記アンテナ電流の分布を測定する測定手段とを有することを特徴とする比吸収率測定装置。
IPC (2件):
FI (2件):
G01N 22/00 T
, G01R 29/08 Z
引用特許:
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