特許
J-GLOBAL ID:200903047116565147

防曇膜及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-209800
公開番号(公開出願番号):特開平10-045927
出願日: 1996年08月08日
公開日(公表日): 1998年02月17日
要約:
【要約】【課題】 ガラスやプラスチックなどの基材に効果的に防曇性能を付与できるとともに、その性能が長期間持続する防曇膜及びその製造方法を提供する。【解決手段】 防曇膜は、基材側の疎水性重合体セグメント(I)と、その上の親水性重合体セグメント(II)の2層構造からなる膜である。表面側の親水性重合体セグメント(II)は、疎水性重合体セグメント(I)に光開始基断片を介して結合している。疎水性重合体セグメント(I)は光開始基を有する疎水性単量体より形成され、親水性重合体セグメント(II)はアミド基を有する単量体などより形成される。この防曇膜は、光開始基を有する疎水性重合体からなる層に、親水性単量体を接触させ、活性エネルギー線を照射することにより製造される。
請求項(抜粋):
基材上に形成される防曇膜であって、疎水性単量体から形成される疎水性重合体セグメント(I)が基材側に位置し、下記親水性単量体からなる群より選ばれる少なくとも1種の単量体より形成される親水性重合体セグメント(II)が前記疎水性重合体セグメント(I)上で光開始基断片を介して疎水性重合体セグメント(I)に結合している重合体より構成されている防曇膜。親水性単量体:カルボキシル基、水酸基、スルホン酸基、リン酸基、これらのアルカリ金属塩又はアンモニウム塩、アルキレンオキシド基、アミノ基、アミド基、シアノ基、酸無水物基及び4級アンモニウム塩基からなる群より選ばれる少なくとも1種の官能基を有する単量体。
IPC (3件):
C08J 7/04 CEY ,  C09D133/06 PFX ,  C08L 33:10
FI (2件):
C08J 7/04 CEY S ,  C09D133/06 PFX
引用特許:
出願人引用 (5件)
全件表示
審査官引用 (1件)

前のページに戻る