特許
J-GLOBAL ID:200903047142228710
生物のクローズドシステムによる増殖配布制御方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
菅原 一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-052254
公開番号(公開出願番号):特開2002-253085
出願日: 2001年02月27日
公開日(公表日): 2002年09月10日
要約:
【要約】【課題】生物による授粉を利用しての植物栽培における外来種ポリネーター導入に原因するマイナスの影響を抑制・低減する。【解決手段】植物栽培においてポリネーターを閉鎖コロニー内に隔離し、一倍体のオスと二倍体のメスとの近親交配により同一種の性決定遺伝子を持つ二倍体のオスを作出せしめ、該二倍体のオスと二倍体のメスとの交配により実質的に不妊性の三倍体のメスを作出せしめ、該三倍体のメスを作出するコロニーを使用者に配布する。【作用】三倍体のメスは、コロニーから離れて飛翔して他のコロニーからのオスと交配しても実質的に不妊性なので産卵しないかまたは産卵の確率が極めて低い。したがって所謂一代限りで増殖することがないので、ポリネーターとして外来種を導入しても、それによるマイナスの影響が大きく抑制・低減されることになる。
請求項(抜粋):
一倍体のオスと二倍体のメスという性決定メカニズムを有している生物の増殖・配布プロセスにおいて、該生物を閉鎖コロニー内に隔離し、一倍体のオス個体と二倍体のメス個体との近親交配により同一の性複対立遺伝子を持つ二倍体のオス個体を作出せしめ、該二倍体のオス個体と二倍体のメス個体との交配により実質的に不妊性の三倍体のメス個体を作出せしめ、該三倍体のメス個体を使用者に配布することを特徴とする生物のクローズドシステムによる増殖配布制御方法。
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