特許
J-GLOBAL ID:200903047238921238

誘導加熱装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 岩橋 文雄 ,  坂口 智康 ,  内藤 浩樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-114148
公開番号(公開出願番号):特開2006-294431
出願日: 2005年04月12日
公開日(公表日): 2006年10月26日
要約:
【課題】高導電率かつ低透磁率のアルミニウム等の材質の負荷でも鉄系の負荷でもその中間材質すなわち比較的厚い非磁性ステンレスや薄いステンレスの上にアルミニウムを組み合わせた複合材などでも充分加熱出力を大きくすることができるようにし、連続して安定に出力すること。【解決手段】駆動周期内に第1のスイッチング素子4の駆動期間内に半周期以内の共振電流を流し、第2のスイッチング素子6の駆動期間内に1周期以上の共振電流を流す信号を出力してなる中間材質モードを有し負荷材質検知結果に応じて加熱モードを切り替える構成とすることにより、容易な構成で中間材質の負荷2もより大きな出力で誘導加熱できるとともに高導電率から中間材質まで負荷2の材質に応じてインバータ8の動作を継続したまま加熱モードを切り替えることができる。【選択図】図2
請求項(抜粋):
第1のスイッチング素子と第2のスイッチング素子の直列接続体と、前記第1のスイッチング素子に並列に接続された第1の逆導通素子と、前記第2のスイッチング素子に並列に接続された第2の逆導通素子と、前記第1のスイッチング素子または前記第2のスイッチング素子に並列に接続された加熱コイルと共振コンデンサを含む共振回路とを有し直流電圧を入力して前記第1のスイッチング素子と第2のスイッチング素子の導通により共振するインバータと、前記第1のスイッチング素子と前記第2のスイッチング素子を排他的に導通制御する制御回路と負荷の材質を検知する負荷材質検知手段を備え、前記第1のスイッチング素子または前記第1の逆導通素子に流れる共振電流は、前記加熱コイルの発生する磁界が高導電率かつ低透磁率の負荷を誘導加熱すると前記第1のスイッチング素子の駆動周期より短い周期で共振するとともに前記駆動周期において前記共振電流が所定以上の振幅で共振を維持すべく前記直流電圧は昇圧平滑手段により脈流の入力直流電圧のピーク値よりも高くなるように昇圧されかつ平滑されて前記インバータに供給されてなり、前記制御回路は、前記第1のスイッチング素子を駆動開始後、前記共振電流が前記第1のスイッチング素子に流れ始めてから2周期目に到達して以降であって前記第1のスイッチング素子に電流が流れている期間内において前記第1のスイッチング素子の駆動を停止する信号を出力してなる高導電率材質モードと、前記第1のスイッチング素子または前記第1の逆導通素子に流れる共振電流は、前記加熱コイルの発生する磁界が負荷を誘導加熱すると前記第1のスイッチング素子の駆動周期より短い周期で共振するとともに前記駆動周期において前記共振電流が所定以上の振幅で共振を維持すべく前記直流電圧は昇圧平滑手段により脈流の入力直流電圧のピーク値よりも高くなるように昇圧されかつ平滑されて前記インバータに供給されてなり、前記制御回路は、駆動周期内に前記第1のスイッチング素子の駆動期間内に半周期以内の共振電流を流し、前記第2のスイッチング素子の駆動期間内に1周期以上の共振電流を流す信号を出力してなる中間材質モードと、前記第1のスイッチング素子または前記第1の逆導通素子に流れる共振電流は、前記加熱コイルの発生する磁界が負荷を誘導加熱すると前記第1のスイッチング素子の駆動周期で共振し前記制御回路は、駆動周期内に前記第1のスイッチング素子の駆動期間内に半周期以内の共振電流を流し、前記第2のスイッチング素子の駆動期間内に半周期以内の共振電流を流す信号を出力してなる低導電率材質モードとを有し、負荷材質検知結果に応じて高導電率材質モードと中間材質モードと低導電率材質モードのいずれかで動作させ、前記3つの材質モードの切替において前記インバータの動作を継続して行う誘導加熱装置。
IPC (2件):
H05B 6/12 ,  H05B 6/06
FI (5件):
H05B6/12 324 ,  H05B6/12 315 ,  H05B6/12 327 ,  H05B6/12 331 ,  H05B6/06 301
Fターム (16件):
3K051AA02 ,  3K051AB05 ,  3K051AB08 ,  3K051AC03 ,  3K051AC07 ,  3K051AD04 ,  3K059AA02 ,  3K059AA07 ,  3K059AB04 ,  3K059AB08 ,  3K059AB27 ,  3K059AB28 ,  3K059AC03 ,  3K059AC07 ,  3K059AD14 ,  3K059CD13
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特許第3460997号公報
審査官引用 (4件)
  • 誘導加熱装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-336454   出願人:松下電器産業株式会社
  • 誘導加熱調理器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-343056   出願人:松下電器産業株式会社
  • 誘導加熱装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2004-275306   出願人:松下電器産業株式会社
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