特許
J-GLOBAL ID:200903047259028673
患者の神経機能に永続的な変化をもたらすための方法及び装置
発明者:
,
,
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (9件):
中村 稔
, 大塚 文昭
, 熊倉 禎男
, 宍戸 嘉一
, 今城 俊夫
, 小川 信夫
, 村社 厚夫
, 西島 孝喜
, 箱田 篤
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-571150
公開番号(公開出願番号):特表2004-538041
出願日: 2002年03月07日
公開日(公表日): 2004年12月24日
要約:
本発明の開示内容は、患者の神経機能の変化を治療するか、又はそれ以外にその変化をもたらす頭蓋内電気刺激のためのいくつかの方法及び装置を説明する。本発明による方法のいくつかの実施形態は、神経活動の永続的な変化を強化するか、又はそうでなければその永続的な変化を誘導し、特定の神経機能をもたらすことに関する。神経活動におけるこのような永続的変化は、「神経可塑性」と定義される。本発明による方法を用いて、脳損傷(例えば、卒中、外傷など)、脳疾患(例えば、アルツハイマー病、ピック病、パーキンソン病など)、及び/又は脳障害(例えば、てんかん、うつ病など)を治療することができる。本発明による方法はまた、正常で健康な脳の神経機能(例えば、学習、記憶など)を強化するか、又は感覚機能(例えば痛み)を制御するために用いることができる。本発明による方法のいくつかの実施形態は、神経可塑性が生じている刺激部位において脳を電気的に刺激する。この刺激部位は、神経活動が脳の機能組織に従って特定の神経機能を実行するために一般的に存在する脳の領域とは異なる場合がある。神経機能に関連する神経可塑性が脳に生じる一実施形態では、本方法は、このような神経可塑性が存在する位置を識別する段階を含むことができる。神経可塑性が脳に生じない代替実施形態では、代替の態様は、神経可塑性が生じると予想される刺激部位に神経可塑性を誘導するためのものである。刺激部位での意図した神経活動に対して永続的な効果を生み出すと期待されるこれらの方法のいくつかの実施形態は、刺激部位での神経細胞の静止膜電位を閾値下レベルまで上昇させる電気パルスを使用する。【選択図】図26
請求項(抜粋):
患者の脳の領域に電気刺激を加えるための装置であって、
少なくとも部分的に患者の頭蓋内で患者の中に埋め込まれるように構成された埋込み可能な支持部材と、
該支持部材に支持されたパルスシステムと、
該パルスシステムに結合され、該支持部材により支持された第1の電極と、
該第1の電極から間隔を置いて配置され、該パルスシステムに結合されて、該支持部材により支持された第2の電極と、
を含むことを特徴とする装置。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (3件):
4C053JJ06
, 4C053JJ11
, 4C053JJ21
引用特許:
審査官引用 (1件)
-
経頭蓋電気刺激装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平8-107651
出願人:イェチエルハイモヴィチ, フェリクスアズリエルコチュビエヴスキ, セルゲピャチゴルスキ
前のページに戻る