特許
J-GLOBAL ID:200903047268986326

高層構造の測量方法とシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 瀧野 秀雄 ,  松村 貞男 ,  瀧野 文雄
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-542779
公開番号(公開出願番号):特表2009-517679
出願日: 2007年01月09日
公開日(公表日): 2009年04月30日
要約:
本発明は、構造(1’)の測量方法に関し、より詳細には重力ベクトルに沿った理想軸(a)を有した建設途中の高層ビルディングに関する。少なくとも3つの参照点(A5’,B5’,C5’)が、構造(1’)の最上建設レベル(E5)上で、衛星ベースの測位システム(2)の受信機(AA、BB、CC)によって定義される。構造(1’)に割り当てられた電気光学的測地装置(3)のαnの位置が、3つの参照点(A5’,B5’,C5’)及び構造(1’)の特異点(P5’)と比較して求められる。構造(1;1’)に作用する傾斜作用の下で、理想軸(a)からずれた実線(a’)の傾斜(α5)が、重量測定法によって、より詳細には重量測定用傾斜センサ(I5)によって得られる。少なくとも3つの参照点(A5’,B5’,C5’)と測地装置(3)の相対位置と実線(a’)の傾斜(α5)とを引用することで、理想軸(a)に関連した静止座標系が、実線(a’)に関係した座標系に変換され、傾斜(α5)に動的に依存する。実線(a’)の傾斜(α5)の重量測定の取得と、傾斜(α5)に動的に依存する座標系に対する測地装置(3)の参照と整合の繰り返しによって、ほとんどすべての高さの構造(1;1’)、より詳細には、建設中で傾斜作用の影響を受けて地表レベルの参照点の使用が妨げられた高層ビルディングに対して精密で信頼性のある測量方法が提供可能である。
請求項(抜粋):
構造体(1’)の最上階(E5)に設けられた衛星ベースの測位システム(2)の受信機(AA,BB,CC)によって、少なくとも3つの参照点(A5’,B5’,C5’)を定めるステップと、 前記3つの参照点(A5’,B5’,C5’)と前記構造体(1’)の特異点(P5’)とに対して相対的に、前記構造体(1’)に割り当てられた電気光学的測地装置(3)の位置を求めるステップと、 構造体(1;1’)に作用する傾斜作用下において、理想軸(a)から離れた実線(a’)の傾斜(α5)を、重量測定的に求める、特に重量測定的傾斜センサ(I1)を用いて求める、ステップと、 前記少なくとも3つの参照点(A5’,B5’,C5’)と、前記測地装置(3)の相対位置と、前記実線(a’)の前記傾斜(α5)とを用いて、前記理想軸(a)における静的座標系を、前記傾斜(α5)に動的に依存する前記実線(a’)における座標系に、変換するステップと、 前記実線(a’)の前記傾斜(α5)を重量測定的に繰り返し求めるステップと、そして、 前記測地装置(3)に対し、前記傾斜(α5)に動的に依存する前記座標系を参照し整合するステップと、 を有していることを特徴とする重力ベクトルに沿った理想軸(a)を有している建設途中の高層ビルディング構造体(1;1’)の測量方法。
IPC (1件):
G01C 15/00
FI (2件):
G01C15/00 103A ,  G01C15/00 102C
引用特許:
審査官引用 (4件)
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