特許
J-GLOBAL ID:200903047288005984
複素環カリウムチャンネル阻害薬
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
川口 義雄 (外4名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-579227
公開番号(公開出願番号):特表2002-528503
出願日: 1999年10月26日
公開日(公表日): 2002年09月03日
要約:
【要約】本発明は、自己免疫障害、心臓不整脈などを治療するためのカリウムチャンネル阻害薬として有用なある種の式(I)の複素環化合物に関する。
請求項(抜粋):
下記構造式Iの化合物あるいは医薬的に許容される塩、結晶形または水和物。 【化1】 [式中、 nは0、1、2または3であり; rは0または1であり; sは0または1であり; xおよびyは独立に0、1または2であり; R1、R2、R6およびR7は独立に、 (1)ハロゲン(ハロゲンとはフッ素、塩素、臭素またはヨウ素である)、 (2)水酸基、 (3)(C1〜C6)-アルキル、 (4)HO(C1〜C6)-アルキルオキシ、 (5)(C1〜C4)-パーフルオロアルキル、 (6)(C2〜C6)-アルケニル、 (7)(C2〜C6)-アルキニル、 (8)O[(C=O)Or]s(C1〜C6)-アルキル、 (9)(C1〜C6)-アルキル-S(O)n-、 (10)[(C=O)Or]s-アリール(アリールは以下に定義の通りである)、 (11)アリールオキシ(アリールは以下に定義の通りである)、 (12)シアノ、 (13)ニトロ、 (14)CO2H、 (15)CO(C1〜C6)-アルキル、 (16)CO2(C1〜C6)-アルキル、 (17)CONR8R9、 (18)NR8R9、 (20)(C2〜C6)-アルケニルオキシ、 (21)O[(C=O)Or]s(C1〜C6)-アルキル-アリール、 (22)水素、 (23)OCF3、 (24)[(C=O)Or]s(C1〜C6)-アルキル-アリール、 (25)S(O)n-NR8R9、 (26)(C1〜C3)-アルキル-O-N=C(CH3)(アリール)(アリールは、以下に定義の通りである)であるか、あるいは (27)R1およびR2またはR6およびR7が隣接する炭素上にある場合に一体となって、融合ベンゾ、ジヒドロフラニル、フラニル、ピロリジル、ジヒドロピロリジル、1,3-ジオキソラン基、 【化2】 を形成していても良く; R3およびR4は独立に、 (1)ハロゲン(ハロゲンとはフッ素、塩素、臭素またはヨウ素である)、 (2)水酸基、 (3)HO(C1〜C6)-アルキルオキシ、 (4)(C1〜C4)-パーフルオロアルキル、 (5)O(CO)CCl3、 (6)(C1〜C6)-アルキル-S(O)n-、 (7)フェニル-(CH2)r-S(O)n-、 (8)シアノ、 (9)ニトロ、 (10)CO2H、 (11)CO(C1〜C6)-アルキル、 (12)CO2(C1〜C6)-アルキル、 (13)CONR8R9、 (14)NR8R9、 (15)O(CO)NR8R9、 (16)アジド、 (17)NR8(CO)NR8R9、 (18)水素、 (19)(C1〜C10)アルキル(ここでアルキルには環状基および非環状基があり、それは未置換であるか (a)ハロゲン(ハロゲンはフッ素、塩素、臭素またはヨウ素である)、 (b)水酸基、 (c)オキソ、 (d)O[(C=O)Or]s(C1〜C6)-アルキル、 (e)(C1〜C6)-アルキル-S(O)n-、 (f)アリール-(C1〜C6)-アルキルオキシ、 (g)シアノ、 (h)ニトロ、 (i)ビニル、 (j)NR8R9、 (k)O(CO)NR8R9、 (l)CHO、 (m)CO2H、 (n)CO(C1〜C6)-アルキル、 (o)CO2(C1〜C6)-アルキル、 (p)CONR8R9、 (q)アリール(アリールは、未置換であるか (a’)上記で定義のハロゲン、 (b’)水酸基、 (c’)(C1〜C6)-アルキル、 (d’)(C1〜C4)-パーフルオロアルキル、 (e’)(C2〜C6)-アルケニル、 (f’)(C2〜C6)-アルキニル、 (g’)(C1〜C6)-アルキルオキシ、 (h’)(C1〜C6)-アルキル-S(O)n-、 (i’)フェニル、 (j’)O(C0〜C6)-アルキル-フェニル、 (k’)シアノ、 (l’)ニトロ、 (m’)CO2H、 (n’)CO(C1〜C6)-アルキル、 (o’)CO2(C1〜C6)-アルキル、 (p’)CONR8R9、 (q’)NR8R9、 (r’)メチレンジオキシルおよび (s’)OCF3 からなる群から選択される1個、2個もしくは3個の置換基で置換されたフェニルまたはナフチルと定義される)、 (r)ヘテロアリール(ヘテロアリールは、O、NおよびSからなる群から選択される1〜3個のヘテロ原子を含む未置換、モノ置換またはジ置換の5員もしくは6員の芳香族複素環と定義され;前記置換基は、 (a’)上記で定義のハロゲン、 (b’)水酸基、 (c’)(C1〜C6)-アルキル、 (d’)(C1〜C4)-パーフルオロアルキル、 (e’)(C2〜C6)-アルケニル、 (f’)(C2〜C6)-アルキニル、 (g’)(C1〜C6)-アルキルオキシ、 (h’)(C1〜C6)-アルキル-S(O)n-、 (i’)フェニル、 (j’)フェノキシ、 (k’)シアノ、 (l’)ニトロ、 (m’)CO2H、 (n’)CO(C1〜C6)-アルキル、 (o’)CO2(C1〜C6)-アルキル、 (p’)CONR8R9、 (q’)NR8R9および (r’)融合ベンゾもしくはピリジル基 からなる群から選択されるものである)、 (s)複素環(複素環は、O、NおよびSからなる群から選択される1〜3個のヘテロ原子を含む3〜7員の環状で非芳香族の置換基と定義され;該複素環は未置換であるか、 (a’)上記で定義のハロゲン、 (b’)水酸基、 (c’)(C1〜C6)-アルキル、 (d’)(C1〜C4)-パーフルオロアルキル、 (e’)(C2〜C6)-アルケニル、 (f’)(C2〜C6)-アルキニル、 (g’)(C1〜C6)-アルキルオキシ、 (h’)(C1〜C6)-アルキル-S(O)n-、 (i’)フェニル、 (j’)フェノキシ、 (k’)シアノ、 (l’)ニトロ、 (m’)CO2H、 (n’)CO(C1〜C6)-アルキル、 (o’)CO2(C1〜C6)-アルキル、 (p’)CONR8R9、 (q’)NR8R9、 (r’)NR8CO(C1〜C6)-アルキル、 (s’)オキソ、 (t’)チオキソ、 (u’)融合ベンゾおよび (v’)融合ピリジル基 からなる群から選択される1個、2個または3個の置換基で置換されている)、 (t)ベンジル-S(O)n-、 (u)O[(C=O)Or]s(C2〜C6)-アルケニル、 (v)O[(C=O)Or]sアリール、 (w)O[(C=O)Or]sヘテロアリール、 (x)O(CH2)nヘテロアリール、 (y)O(CH2)nアリール、 (z)融合ベンゾ、 (aa)CF3、 (bb)=N-O-(C1〜C6)アルキル-CO2-(C1〜C3)アルキル、 (cc)S(O)n-(C0〜C6)アルキル-アリール(アリールは上記で定義の通りである)または (dd)S(O)n-(C0〜C6)アルキル-ヘテロアリール(ヘテロアリールは上記で定義の通りである) からなる群から選択される1個、2個もしくは3個の置換基で置換されている)、 (20)(C2〜C10)-アルケニル(アルケニルは未置換であるか、あるいは (a)ハロゲン(ハロゲンはフッ素、塩素、臭素またはヨウ素である)、 (b)水酸基、 (c)オキソ、 (e)(C1〜C6)-アルキル-S(O)n-、 (f)フェニル-(C1〜C6)-アルキルオキシ、 (g)シアノ、 (h)ニトロ、 (i)NR8R9、 (j)CHO、 (k)CO2H、 (l)CO(C1〜C6)-アルキル、 (m)CO2(C1〜C6)-アルキル、 (n)CONR8R9、 (o)アリール(アリールは、上記で定義の通りである)、 (p)ヘテロアリール(ヘテロアリールは、上記で定義の通りである)、 (q)複素環(複素環は、上記で定義の通りである)、 (r)O[(C=O)Or]s(C1〜C6)-アルキル(アルキルは上記で定義の通りである)、 (s)O[(C=O)Or]s(C2〜C6)-アルケニル(アルケニルは上記で定義の通りである)、 (t)O[(C=O)Or]sアリール(アリールは上記で定義の通りである)、 (u)O[(C=O)Or]sヘテロアリール(ヘテロアリールは上記で定義の通りである)、 (v)O(CH2)nヘテロアリール(ヘテロアリールは上記で定義の通りである)および (w)O(CH2)nアリール(アリールは上記で定義の通りである) からなる群から選択される1個もしくは2個の置換基で置換されている)、 (21)(C2〜C10)-アルキニル(アルキニルは未置換であるか、あるいは (a)ハロゲン(ハロゲンはフッ素、塩素、臭素またはヨウ素である)、 (b)水酸基、 (c)オキソ、 (d)(C1〜C6)-アルキルオキシ、 (e)(C1〜C6)-S(O)n-、 (f)フェニル-(C1〜C6)-アルキルオキシ、 (g)シアノ、 (h)ニトロ、 (i)ビニル、 (j)NR8R9、 (k)NR8CO(C1〜C6)-アルキル、 (l)CHO、 (m)CO2H、 (n)CO(C1〜C6)-アルキル、 (o)CO2C(C1〜C6)-アルキル、 (p)CONR8R9、 (q)アリール(アリールは、上記で定義の通りである)、 (r)ヘテロアリール(ヘテロアリールは、上記で定義の通りである)、 (s)複素環(複素環は、上記で定義の通りである)、 (t)O[(C=O)Or]s(C1〜C6)-アルキル(アルキルは上記で定義の通りである)、 (u)O[(C=O)Or]s(C2〜C6)-アルケニル(アルケニルは上記で定義の通りである)、 (v)O[(C=O)Or]sアリール(アリールは上記で定義の通りである)、 (w)O[(C=O)Or]sヘテロアリール(ヘテロアリールは上記で定義の通りである)、 (x)O(CH2)nヘテロアリール(ヘテロアリールは上記で定義の通りである)および (y)O(CH2)nアリール(アリールは上記で定義の通りである) からなる群から選択される1個もしくは2個の置換基で置換されている)、 (22)O[(C=O)Or]s(C1〜C6)-アルキル(アルキルは上記で定義の通りである)、 (23)O[(C=O)Or]s(C2〜C6)-アルケニル(アルケニルは上記で定義の通りである)、 (24)O[(C=O)Or]sアリール(アリールは上記で定義の通りである)、 (25)O[(C=O)Or]sヘテロアリール(ヘテロアリールは上記で定義の通りである)、 (26)O(CH2)nヘテロアリール(ヘテロアリールは上記で定義の通りである)、 (27)アリール(アリールは、上記で定義の通りである)、 (28)O(CH2)nアリール(アリールは上記で定義の通りである)、 (29)オキソ、 (30)=CH-(C1〜C6)-アルキル(アルキルは上記で定義の通りである)、 (31)=CH-(C2〜C6)-アルケニル(アルケニルは上記で定義の通りである)、 (32)=CH-アリール(アリールは上記で定義の通りである)または (33)=CH2であり; ZはO、NまたはSであり; R5はZがOの場合には非存在であり; R5はZがNの場合には、 (1)水素、 (2)[(C=O)Or]s(C2〜C10)-アルケニル(アルケニルは上記で定義の通りである)、 (3)水酸基、 (4)[(C=O)Or]s(C1〜C10)-アルキル(アルキルは上記で定義の通りである)、 (5)[(C=O)Or]sアリ・・・
IPC (20件):
C07D211/26
, A61K 31/451
, A61P 1/04
, A61P 3/10
, A61P 5/14
, A61P 9/00
, A61P 11/00
, A61P 13/12
, A61P 17/00
, A61P 17/06
, A61P 17/10
, A61P 17/14
, A61P 25/00
, A61P 25/00 101
, A61P 27/02
, A61P 29/00 101
, A61P 31/04
, A61P 37/06
, A61P 37/08
, C07D211/96
FI (20件):
C07D211/26
, A61K 31/451
, A61P 1/04
, A61P 3/10
, A61P 5/14
, A61P 9/00
, A61P 11/00
, A61P 13/12
, A61P 17/00
, A61P 17/06
, A61P 17/10
, A61P 17/14
, A61P 25/00
, A61P 25/00 101
, A61P 27/02
, A61P 29/00 101
, A61P 31/04
, A61P 37/06
, A61P 37/08
, C07D211/96
Fターム (46件):
4C054AA02
, 4C054CC01
, 4C054CC02
, 4C054CC04
, 4C054CC08
, 4C054DD01
, 4C054EE01
, 4C054FF05
, 4C054FF16
, 4C086AA01
, 4C086AA02
, 4C086AA03
, 4C086BC21
, 4C086MA01
, 4C086MA04
, 4C086NA14
, 4C086ZA02
, 4C086ZA16
, 4C086ZA33
, 4C086ZA34
, 4C086ZA36
, 4C086ZA45
, 4C086ZA55
, 4C086ZA59
, 4C086ZA66
, 4C086ZA67
, 4C086ZA68
, 4C086ZA70
, 4C086ZA75
, 4C086ZA81
, 4C086ZA89
, 4C086ZA92
, 4C086ZA96
, 4C086ZA97
, 4C086ZB08
, 4C086ZB11
, 4C086ZB13
, 4C086ZB21
, 4C086ZB26
, 4C086ZB33
, 4C086ZB35
, 4C086ZC06
, 4C086ZC35
, 4C086ZC52
, 4C086ZC54
, 4C086ZC55
引用特許:
引用文献:
審査官引用 (4件)
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ROCZNIKI CHEMII ANN. SOC. CHIM. POLONORUM, 1977, Vol.51, pp.1985-1989
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ROCZNIKI CHEMII ANN. SOC. CHIM. POLONORUM, 1976, Vol.50, pp.1191-1193
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Armyanskii Khimicheskii Zhurnal, 1976, Vol.29, No.7, pp.591-596
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