特許
J-GLOBAL ID:200903047320558826

車両の姿勢制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 弘 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-334481
公開番号(公開出願番号):特開平11-165567
出願日: 1997年12月04日
公開日(公表日): 1999年06月22日
要約:
【要約】【課題】前後左右の各車輪21FR,21FL,...に制動力を分配して付与するとともに、エンジン出力を低下させることで、車両の旋回姿勢を目標走行方向に収束するように制御する車両の姿勢制御装置において、異常状態に応じた適切なフェールセーフ処理を行い得るようにして、走行安定性の向上を図る。【解決手段】 第1のCPU5aが故障したとき、SCS制御の禁止を選択する。エンジン系統11,13、ブレーキ系統2,3,4及びセンサ系統6,7,8,9のうちの少なくとも1つが故障したとき、故障している個所の制御を禁止して、疑似信号等により可能な範囲で代替の縮退制御の実行を選択するとともに、ABS制御及びTCS制御の制御感度を高める。ブレーキ液量が所定量以下になったとき、ドライバへの警報ワーニングのみ実行を選択する。
請求項(抜粋):
車両の前後左右の各車輪に独立して制動力を付与可能な制動手段と、上記車両の旋回姿勢に対応する車両状態量を検出する状態量検出手段と、上記状態量検出手段により検出された検出値を、車両の走行状態に応じて設定される姿勢制御目標値と比較して、その偏差量が所定値以上に大きくなったとき、上記制動手段の作動により上記各車輪に制動力を分配して付与するとともに、エンジン出力を低下させて、車両の旋回姿勢を制御する姿勢制御手段とを備えた車両の姿勢制御装置において、上記姿勢制御手段による姿勢制御を正常に行うことのできない異常状態を検出する異常状態検出手段と、上記姿勢制御手段による姿勢制御の異常状態が上記異常状態検出手段により検出されたとき、姿勢制御手段による姿勢制御自体の禁止、姿勢制御手段による縮退制御の実行、又はワーニングの実行のいずれか1つを異常状態に応じて選択するフェールセーフ手段とを設けたことを特徴とする車両の姿勢制御装置。
IPC (7件):
B60K 41/20 ,  B60K 28/10 ,  B60T 8/26 ,  B60T 8/58 ,  B60T 8/88 ,  F02D 29/02 ,  F02D 29/02 341
FI (7件):
B60K 41/20 ,  B60K 28/10 Z ,  B60T 8/26 ,  B60T 8/58 Z ,  B60T 8/88 ,  F02D 29/02 K ,  F02D 29/02 341
引用特許:
審査官引用 (5件)
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