特許
J-GLOBAL ID:200903047446326076

酒粕の成分抽出方法と清酒及び酒類の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 梅田 明彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-261093
公開番号(公開出願番号):特開平11-075811
出願日: 1997年09月10日
公開日(公表日): 1999年03月23日
要約:
【要約】【課題】 酒粕に含まれる複数の有効成分を効率良く抽出し、その有効利用を図る。更に抽出した酒粕の有効成分を用いて、ビタミン類など複数の有効成分を高含有する清酒その他の酒類を製造する。【解決手段】 砕いた酒粕を、例えば約40%の適当な濃度のアルコール溶液に添加し、約5〜30°C程度の低い温度で1日〜数日間浸漬する。これにより得られた酒粕アルコール混合液を熟成した清酒醪に添加し、上槽して清酒を製造する。酒粕アルコール混合液は固液分離して、その液体区分のみを用いることもできる。【効果】 原料米由来の抗酸化性などの活性を有する複数の有効成分、及び酒粕中の酵母菌体中のビタミン類やグルタチオンなどの有効成分が、アルコール溶液中に効率良く抽出される。一度の処理で安定的にビタミン類などの複数の有効成分を高含有する清酒を、その風味を損なうこと無く製造できる。
請求項(抜粋):
砕いた酒粕を所定濃度のアルコール溶液に添加し、所定の温度で一定時間浸漬して、前記酒粕に含まれる複数の有効成分を前記アルコール溶液中に溶出させることを特徴とする酒粕の成分抽出方法。
IPC (3件):
C12G 3/02 119 ,  C12G 3/02 ,  C12F 3/00
FI (3件):
C12G 3/02 119 V ,  C12G 3/02 119 H ,  C12F 3/00
引用特許:
審査官引用 (1件)

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