特許
J-GLOBAL ID:200903047485663888

腎疾患および腎損傷の早期発見のための方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 田中 光雄 ,  山田 卓二 ,  岩崎 光隆 ,  青山 葆 ,  中川 将之
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-527645
公開番号(公開出願番号):特表2008-501979
出願日: 2005年06月07日
公開日(公表日): 2008年01月24日
要約:
早期の血清バイオマーカーとしてNGALを利用する、腎尿細管細胞損傷を含めた早期発現の腎疾患および損傷を検出するための方法およびキット。NGALは、プロテアーゼ耐性があり、その結果として、腎尿細管細胞損傷後に直ちに血清中に検出される、低分子の分泌型ポリペプチドである。NGALタンパク質発現は、分泌型タンパク質を連想させる斑点状の細胞質分布で、近位尿細管細胞中に主に検出される。血清へのNGALの出現は、用量ならびに腎臓虚血および腎臓毒血症の期間に関連し、腎尿細管細胞損傷および腎不全を診断するものとなる。NGAL検出はまた、薬物または他の処置薬の腎臓毒による副作用をモニタリングするための有用なマーカーである。
請求項(抜粋):
虚血性腎損傷および腎臓毒による損傷を含めた、哺乳類における腎尿細管細胞損傷の検出のための方法であって、以下のステップを含む方法: 1)哺乳類の対象から血清サンプルを得るステップ; 2)抗体とバイオマーカーの複合体の形成を可能にするために、NGALを含む、腎尿細管細胞損傷バイオマーカーに対する抗体と血清サンプルを接触させるステップ;および 3)抗体-バイオマーカー複合体を検出するステップ。
IPC (1件):
G01N 33/53
FI (1件):
G01N33/53 D
引用特許:
審査官引用 (3件)
引用文献:
審査官引用 (2件)

前のページに戻る