特許
J-GLOBAL ID:200903047506864048

局部延性と熱処理性に優れた鋼板

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-078594
公開番号(公開出願番号):特開平11-256268
出願日: 1998年03月12日
公開日(公表日): 1999年09月21日
要約:
【要約】【課題】 伸びフランジ性等の局部延性と熱処理性を改善した鋼板を提供する。【解決手段】 質量%で、C:0.15〜0.40%,Si:0.10%以下,Mn:0.3〜0.8%, P:0.02%以下,S:0.01%以下, Ti:0.01〜0.05%,B:0.0005〜0.0050%,N:0.01%以下, T.Al:0.02〜0.10%,Cr:0〜0.6%を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなり、炭化物球状化率が90%以上、かつ平均炭化物粒径が0.4〜1.0μmであるように炭化物がフェライト中に分散しており、必要に応じてフェライト結晶粒径が20μm以上に調整されている鋼板。
請求項(抜粋):
質量%において、C:0.15〜0.40%,Si:0.10%以下,Mn:0.3〜0.8%,P:0.02%以下,S:0.01%以下, Ti:0.01〜0.05%,B:0.0005〜0.0050%,N:0.01%以下,T.Al:0.02〜0.10%,Cr:0〜0.6%(無添加を含む)を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなり、下記(a)で定義される炭化物球状化率が90%以上、かつ下記(b)で定義される平均炭化物粒径が0.4〜1.0μmであるように炭化物がフェライト中に分散している局部延性と熱処理性に優れた鋼板。(a)炭化物球状化率:鋼板断面の金属組織観察において、観察視野内の炭化物総数に占める、炭化物の最大長さpとその直角方向の最大長さqの比(p/q)が3未満である炭化物の数の割合(%)をいう。ただし、観察視野は炭化物総数が300個以上となる領域とする。(b)平均炭化物粒径:鋼板断面の金属組織観察において観察視野内の個々の炭化物について測定した円相当径を全測定炭化物について平均した値をいう。ただし、観察視野は炭化物総数が300個以上となる領域とする。
IPC (4件):
C22C 38/00 301 ,  B21D 19/08 ,  C22C 38/14 ,  C22C 38/32
FI (4件):
C22C 38/00 301 A ,  B21D 19/08 D ,  C22C 38/14 ,  C22C 38/32
引用特許:
審査官引用 (4件)
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