特許
J-GLOBAL ID:200903047535048519
断線検出装置および断線検出方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
永井 冬紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-376617
公開番号(公開出願番号):特開2006-185685
出願日: 2004年12月27日
公開日(公表日): 2006年07月13日
要約:
【課題】強制的に検出端子間を1つ置きに短絡させる処理を行うこと無く、セルと検出端子との間を接続する接続線の断線を検出する。 【解決手段】電流バイパス電圧検出回路a1〜anは、各セルs1〜snの電圧と、バイパス作動電圧とを比較し、セル電圧がバイパス作動電圧を超えると、セルごとに設けられているN型MOSトランジスタQ1〜Qnをオンする。異常検出回路b1〜bnは、対応するセルの過充電状態および過放電状態を検出する。充放電制御回路5は、オア回路4を介して、所定時間内に、過充電異常検出信号および過放電異常検出信号が所定回数ずつ入力されると、組電池1を充電するようにし、その後、過充電異常検出信号および過放電異常検出信号が交互に入力されなくなると、検出端子C1〜Cnとセルs1〜snとの間の接続線に断線が生じていると判断する。 【選択図】図1
請求項(抜粋):
組電池を構成する複数のセルの両端子にそれぞれ接続される検出端子と、セルとの間を接続している接続線の断線を検出する断線検出装置において、
各セルごとに設けられ、セルの電圧が所定のバイパス作動電圧を越えると、そのセルに対応して設けられている検出端子間を放電抵抗を介して短絡することによって、セルの放電を行う容量調整手段と、
前記検出端子間の電圧と、所定の過充電判定電圧とを比較して、検出端子間の電圧が前記過充電判定電圧より高い場合に、過充電異常検出信号を出力する過充電異常検出手段と、
前記検出端子間の電圧と、所定の過放電判定電圧とを比較して、検出端子間の電圧が前記過放電判定電圧より低い場合に、過放電異常検出信号を出力する過放電異常検出手段と、
組電池を充電する充電手段と、
前記過充電異常検出手段および前記過放電異常検出手段から、所定時間内に、前記過充電異常検出信号および前記過放電異常検出信号が出力されたことを検出すると、前記充電手段によって組電池を充電させる充電制御手段と、
前記充電手段によって組電池の充電が開始された後に、前記過充電異常検出信号および前記過放電異常検出信号のうちの少なくとも一方の信号が出力されなくなると、検出端子とセルとの間を接続している接続線が断線していると判定する判定手段とを備えることを特徴とする断線検出装置。
IPC (3件):
H01M 10/48
, G01R 31/02
, H01M 2/10
FI (3件):
H01M10/48 P
, G01R31/02
, H01M2/10 M
Fターム (14件):
2G014AA02
, 2G014AB61
, 2G014AC18
, 5H030AA09
, 5H030AS08
, 5H030BB01
, 5H030FF41
, 5H030FF43
, 5H030FF44
, 5H030FF51
, 5H040AA03
, 5H040AS07
, 5H040DD03
, 5H040DD26
引用特許:
出願人引用 (1件)
-
組電池の異常検出装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2003-297609
出願人:日産自動車株式会社
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