特許
J-GLOBAL ID:200903047607355896
スロットマシン
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
古溝 聡
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-170495
公開番号(公開出願番号):特開2008-000212
出願日: 2006年06月20日
公開日(公表日): 2008年01月10日
要約:
【課題】入賞表示結果の導出を許容する旨を決定する確率を定める許容段階の変更が即座に遊技者に察知されてしまうことを防ぐとともに、演出制御手段によって制御される演出に遊技の進行状況との齟齬が生じてしまうことを防ぐ。【解決手段】遊技制御基板のRAMには、内部抽選の当選確率を定める設定値を記憶する設定値ワークと、当選フラグや遊技状態を記憶する遊技ワークとがある。遊技ワークのデータは、設定キースイッチをON状態としつつ電源をONしただけではクリアされず、設定値の変更前後で遊技状態が変わらない。さらにデータクリアスイッチもON状態として電源をONしたことを条件としてクリアされ、初期遊技状態に戻る。設定値の変更は設定値変更開始コマンドと設定値変更終了コマンドで演出制御基板に伝えられ、遊技ワークのデータのクリアは、初期化コマンドで演出制御基板に伝えられて演出制御基板のRAMのデータも初期化される。【選択図】図11
請求項(抜粋):
遊技用価値を用いて1ゲームに対して所定数の賭数を設定することによりゲームを開始させることが可能となり、複数種類の識別情報を変動表示させる可変表示装置に表示結果が導出されることにより1ゲームが終了し、該可変表示装置に導出された表示結果に応じて入賞が発生可能であるスロットマシンにおいて、
遊技の進行を制御し、該遊技の進行状況に応じた制御情報を送信する遊技制御手段と、
前記遊技制御手段から送信された制御情報を受信し、該受信した制御情報に基づいて演出を行う演出制御手段とを備え、
前記遊技制御手段は、
ゲーム毎に前記可変表示装置の表示結果が導出されるより前に、前記可変表示装置の表示結果として入賞表示結果の導出を許容するか否かを決定する事前決定手段と、
前記事前決定手段の決定結果に応じて、前記入賞表示結果を含む複数種類の表示結果の中からいずれかの表示結果を前記可変表示装置の表示結果として導出させる導出制御手段と、
少なくとも電源の立ち上げを行うことで開始される許容段階設定期間において所定の許容段階設定操作が行われたことを条件として、前記事前決定手段により入賞表示結果の導出を許容する旨が決定される確率が異なる複数種類の許容段階のうちから、いずれかの許容段階を選択して設定する許容段階設定手段と、
データを読み出し及び書き込み可能に記憶する手段であって、前記許容段階設定手段により設定された許容段階を示すデータを記憶する許容段階データ領域と、該許容段階以外の遊技の進行状況を示すデータを記憶する遊技データ領域とを含むデータ記憶手段と、
前記許容段階設定手段により新たな許容段階が設定されたときに、前記遊技データ領域に記憶されているデータを書き換えることなく前記許容段階データ領域に記憶されているデータを該新たに設定された許容段階を示すデータに書き換える許容段階データ書換手段と、
前記許容段階設定操作とは別個の操作である初期化操作が行われたことを条件として、前記遊技データ領域に記憶されたデータを初期化するデータ初期化手段と、
前記許容段階設定手段による許容段階の設定に関する許容段階情報を前記制御情報として送信する許容段階情報送信手段と、
前記データ初期化手段によるデータの初期化に関する初期化情報を前記制御情報として送信する初期化情報送信手段とを備え、
前記演出制御手段は、
実行中の演出に関するデータを記憶するとともに、電源が遮断されているときにも記憶しているデータをそのまま保持する演出データ記憶手段と、
前記許容段階情報送信手段から送信された許容段階情報を受信しても前記演出データ記憶手段に記憶されたデータを初期化することなく、前記初期化情報送信手段から送信された初期化情報を受信したときに該記演出データ記憶手段に記憶されたデータを初期化する演出データ初期化手段とを備える
ことを特徴とするスロットマシン。
IPC (1件):
FI (5件):
A63F5/04 512B
, A63F5/04 512D
, A63F5/04 516E
, A63F5/04 516F
, A63F5/04 512G
引用特許:
出願人引用 (1件)
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スロットマシン
公報種別:公開公報
出願番号:特願2003-135431
出願人:株式会社三共
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