特許
J-GLOBAL ID:200903047625901504

車両の挙動制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-240545
公開番号(公開出願番号):特開平10-081214
出願日: 1996年09月11日
公開日(公表日): 1998年03月31日
要約:
【要約】【課題】 ステアリングの過剰操作時に車両挙動が不安定になるのを防止する減速制御を高応答で実現可能にする。【解決手段】 手段Fは、手段Aでの検出操舵角θ、手段Bでの検出車体速Vをもとに目標ヨーレート(d/dt)φ* を決定し、手段Hは、手段Gでの検出ヨーレート(d/dt)φを目標値(d/dt)φ* にするための目標ヨーモーメントM〔φ〕* を求める。手段Cは、手段Bでの検出車体速Vおよび推定路面摩擦係数μから操舵角限界値θmax を求め、手段Dは、操舵角θがこの限界値θmax を越えた分の過剰操舵量Δθを求め、手段Eは、Δθに応じて旋回挙動が破丈することのないようにするための目標減速度XG * を算出する。手段Iは、上記M〔φ〕* およびXG * を共に実現すべく各車輪のブレーキ液圧を個々に制御する。
請求項(抜粋):
運転者によるステアリング操作量を検出するステアリング操作量検出手段と、少なくとも該手段により検出されたステアリング操作量をもとに、車両の目標とすべき挙動を決定する目標挙動決定手段と、車両の実際の挙動を検出する実挙動検出手段と、該手段により検出した車両の実挙動が、前記決定した車両の目標挙動に近づくよう、車両の挙動制御部を動作させる車両挙動制御手段とを具えた車両において、車体速および路面摩擦係数の少なくとも一方を検出する走行状態検出手段と、該手段により検出された車体速および路面摩擦係数の少なくとも一方に対応してステアリング操作量の限界値を設定する限界操作量設定手段と、現在のステアリング操作量を検出するステアリング操作量検出手段と、該手段により検出されたステアリング操作量が、前記設定されたステアリング操作量限界値を越える時、ステアリングの過剰操作と判定する過剰操作判定手段と、該手段による過剰操作の判定時に車速を低下させる車両減速手段とを具備してなることを特徴とする車両の挙動制御装置。
IPC (2件):
B60T 8/24 ,  B60T 8/58
FI (2件):
B60T 8/24 ,  B60T 8/58 A
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 制動力制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-328457   出願人:日産自動車株式会社
  • 車両の旋回挙動制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-016719   出願人:トヨタ自動車株式会社

前のページに戻る