特許
J-GLOBAL ID:200903047659872619
アクリル樹脂フィルム及びそれを用いた樹脂成形体
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
久保山 隆
, 中山 亨
, 榎本 雅之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-300081
公開番号(公開出願番号):特開2004-131668
出願日: 2002年10月15日
公開日(公表日): 2004年04月30日
要約:
【課題】十分な製膜性を有し、環境温度の変化による曇りが発生しにくいアクリル樹脂フィルムを提供し、それを表面加飾に用いた樹脂成形体を提供する。【解決手段】以下の成分(A)〜(C)を含有する樹脂組成物から製膜され、0〜50°Cの間の雰囲気温度における曇価の最高値が2%以下のアクリル樹脂フィルムが提供される。(A)母相のメタクリル樹脂;(B)硬質重合体からなる内層/弾性共重合体からなる中間層/硬質重合体からなる外層の重量割合が30〜40/40〜50/10〜30で、中間層までの平均粒子径が0.17〜0.3μm の三層構造アクリル系ゴム粒子;(C)メタクリル酸アルキル主体の重合体からなり、ゴム粒子(B)よりも小さい平均粒子径を有し、母相の樹脂(A)よりも小さい還元粘度を有する分散補助粒子。その表面に意匠層を有する加飾フィルム及びそれを積層した樹脂成形体も提供される。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
(A)メタクリル酸アルキルを主体とする母相のメタクリル樹脂、
(B)メタクリル酸アルキルを主体とする硬質重合体からなる内層、アクリル酸アルキルを主体とする弾性共重合体からなる中間層、及びメタクリル酸アルキルを主体とする硬質重合体からなる外層で構成され、内層/中間層/外層の重量割合が30〜40/40〜50/10〜30であり、中間層までの平均粒子径が0.17〜0.3μm である三層構造のアクリル系ゴム粒子、並びに
(C)メタクリル酸アルキルを主体とする熱可塑性重合体であって、前記三層構造のアクリル系ゴム粒子(C)の中間層までの平均粒子径よりも小さい平均粒子径を有し、母相のメタクリル樹脂(A)の還元粘度よりも低い還元粘度を有する分散補助粒子
を含有し、三層構造アクリル系ゴム粒子(B)の量が10〜30重量%であり、分散補助粒子(C)の量が三層構造アクリル系ゴム粒子(B)に対して重量比で1/5〜5倍である樹脂組成物から製膜され、75〜600μm の厚みを有し、0〜50°Cの間の雰囲気温度における曇価の最高値が2%以下であり、表面硬度が鉛筆引っかき値でH又はそれより硬い値を示すことを特徴とするアクリル樹脂フィルム。
IPC (6件):
C08J5/18
, B32B27/00
, B32B27/30
, C08F265/06
, C08L33/06
, C08L51/00
FI (6件):
C08J5/18
, B32B27/00 E
, B32B27/30 A
, C08F265/06
, C08L33/06
, C08L51/00
Fターム (54件):
4F071AA33
, 4F071AA75
, 4F071AA88
, 4F071AD02
, 4F071AD06
, 4F071AF25Y
, 4F071AF27
, 4F071AF30Y
, 4F071AF57Y
, 4F071AH11
, 4F071BC01
, 4F100AK01B
, 4F100AK25A
, 4F100AK25H
, 4F100AN02A
, 4F100AN02H
, 4F100BA02
, 4F100BA10A
, 4F100BA10B
, 4F100DE01A
, 4F100DE01H
, 4F100GB33
, 4F100HB31A
, 4F100JB16B
, 4F100JL07
, 4F100JL09
, 4F100JN01
, 4F100YY00A
, 4F100YY00H
, 4J002BG05W
, 4J002BG05X
, 4J002BG06W
, 4J002BG06X
, 4J002BN123
, 4J002FD050
, 4J002GF00
, 4J002GN00
, 4J026AA20
, 4J026AA40
, 4J026AA45
, 4J026AA46
, 4J026AA49
, 4J026AA55
, 4J026AA60
, 4J026AC09
, 4J026AC15
, 4J026BA05
, 4J026BA27
, 4J026BA31
, 4J026DA04
, 4J026DB04
, 4J026FA03
, 4J026FA07
, 4J026GA09
引用特許:
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