特許
J-GLOBAL ID:200903047672880906

ダンパーの減衰力調整装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 正二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-037076
公開番号(公開出願番号):特開2003-214480
出願日: 2001年01月15日
公開日(公表日): 2003年07月30日
要約:
【要約】【課題】 小型化、軽量化並びに消費電力の軽減を図りつつ、効率よい磁束収束により磁性流体の粘度を急速かつ大きく増減変化させて減衰力の可変範囲を広く確保し、広範囲の振動に対し常に十分なダンパー効果を発揮できるようにする。【解決手段】 磁性体材料製筒状ケーシング2内に摺動可能に嵌合保持された磁性材料製ピストン部材1の外周部にその摺動方向に複数段の環状凹部1a,1aが形成され、これら凹部1a,1a内に同極が対向する状態で電磁石5A,5Bを収納配置するとともに、筒状ケーシング2内周面とピストン状部材1外周面との間にカプセル状磁性流体4が環状形に介在され、かつ、上記電磁石5A,5Bの磁力を変化させて磁気回路6に発生される磁束の大きさを調整する磁束制御装置が設けられている。
請求項(抜粋):
磁性体材料製の筒状ケーシング内に、磁性材料製のピストン部材を軸線方向に摺動可能に嵌合保持させてなるダンパーの減衰力調整装置であって、ピストン状部材の外周部にその摺動方向に複数段の環状凹部を形成し、これら凹部内に電磁石を、隣接する電磁石の同極が対向する状態に収納配置するとともに、筒状ケーシングの内周面とピストン状部材の外周面との間に、その全周囲がシール材で密封状態に包囲されてカプセル状に構成された磁性流体が環状形に介在され、かつ、上記電磁石の磁力を変化させて各電磁石とピストン状部材と筒状ケーシングとにより形成される磁気回路に発生される磁束の大きさを調整する磁束制御装置とを備えていることを特徴とするダンパーの減衰力調整装置。
Fターム (4件):
3J069AA50 ,  3J069CC13 ,  3J069DD25 ,  3J069EE62
引用特許:
出願人引用 (2件)

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