特許
J-GLOBAL ID:200903047724155334

人工衛星の姿勢制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 大岩 増雄 ,  児玉 俊英 ,  竹中 岑生 ,  村上 啓吾
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-156090
公開番号(公開出願番号):特開2007-320528
出願日: 2006年06月05日
公開日(公表日): 2007年12月13日
要約:
【課題】CMGを用いて衛星の姿勢角を高速で変更すると、CMGのトルク、角速度、角加速度などに乱れが生じ整定時間が長くなる。【解決手段】目標軌道計画部5から衛星1の目標姿勢角/角速度とともに、ジンバル角計画値/角速度計画値/角加速度計画値を出力させる。姿勢制御フィードバック演算部6にて、目標姿勢角/姿勢角速度に対する誤差を低減するためのフィードバック姿勢制御トルクを求める。フィードバック姿勢制御トルクに基づき、ジンバル角/角速度の計画値を補正し、その目標値を得るとともに、姿勢変更にともなう慣性力やジャイロ項を補償するフィードフォワードジンバル制御トルクを発生させるCMGステアリング演算部7を設ける。こうして得たジンバル角目標値/角速度目標値に基づいて、ジンバル角/角速度を制御するためのジンバル制御トルクを出力する第一のジンバル制御演算部8を設けた。【選択図】図1
請求項(抜粋):
姿勢を制御するためのCMG(コントロール・モーメント・ジャイロ)を有する人工衛星に搭載され、 前記CMGのジンバル角およびジンバル角速度を推定するジンバル推定部、 前記人工衛星の姿勢角および姿勢角速度を推定する姿勢推定部、 前記人工衛星の目標姿勢角、目標姿勢角速度、前記CMGのジンバル角計画値、ジンバル角速度計画値、ジンバル角加速度計画値を出力する目標軌道計画部、 前記目標姿勢角と前記姿勢角との差と、前記目標姿勢角速度と前記姿勢角速度との差との2つの差を低減するフィードバック姿勢制御トルクを演算する姿勢制御フィードバック演算部、 前記フィードバック姿勢制御トルクと前記ジンバル角とに基づいて、前記ジンバル角計画値と前記ジンバル角速度計画値とを補正して、目標ジンバル角と目標ジンバル角速度を得るとともに、前記ジンバル角加速度計画値と前記姿勢角速度と前記ジンバル角とに基づいてフィードフォワードジンバル制御トルクを演算するCMGステアリング演算部、 前記目標ジンバル角と前記ジンバル角との差に基づいて、前記目標ジンバル角速度を補正する角度制御系と、前記補正された目標ジンバル角速度と前記ジンバル角速度との差に基づいて、前記フィードフォワードジンバル制御トルクを補正する角速度制御系とを有し、前記CMGを制御するジンバル制御トルクを出力する第一のジンバル制御演算部を備えたことを特徴とする人工衛星の姿勢制御装置。
IPC (2件):
B64G 1/28 ,  G05D 1/08
FI (2件):
B64G1/28 B ,  G05D1/08 A
Fターム (4件):
5H301AA07 ,  5H301BB20 ,  5H301CC08 ,  5H301GG17
引用特許:
出願人引用 (1件)

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