特許
J-GLOBAL ID:200903047779569120

舵装置およびその取付方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 板垣 孝夫 ,  森本 義弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-059910
公開番号(公開出願番号):特開2005-247122
出願日: 2004年03月04日
公開日(公表日): 2005年09月15日
要約:
【課題】 スケグを不要となし、舵および舵取機の船体への建て付けの時間とコストを削減することを可能にし、船の操縦性と保針性を一層高められる舵装置およびその取付方法を提供する。【解決手段】 ホーン本体31が溶接組立構造をなし、舵軸軸受7およびピントルガジョン8に鋳鋼構造のボス部71、81を溶接したホーン3を船尾船殻1に取り付け、舵板2に舵軸4を結合した結合体をホーン3に仮支承させ、据付台51と結合した舵取機5を舵軸4の頭部に同心に装着し、舵軸軸受7とピントルガジョン8の部位において、それぞれボス部71、81とブッシュ72、82との間の間隙のずれを調整できるように工場で機械加工を受けたブッシュホルダー装置73、83を装着し、然る後に舵取機据付台51を舵取機甲板に溶接する。舵軸軸受7を船尾船殻1に接近して位置せしめるとともに、舵板2の頂面を舵軸軸受7の下面位置に一致せしめる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
舵板はその水平断面輪郭において、前縁部が半円形をなすとともに、前縁部に連続する中間部が船首尾方向後方に向かって断面幅を徐々に増大して最大幅に達し、その後に徐々に断面幅を減じて最小幅に達し、その後に後縁に至る船首尾方向の比較的短い間にわたって断面幅を徐々に増大する後縁部を有する形状をなし、舵板の頂面と底面にそれぞれ頂端板と底端板を設け、舵板を頂部で舵軸に懸吊固定し、舵軸を舵取機により回転自在に支承し、船尾船殻から舵板のほぼ中央あたりまで下方に突出したホーンを設け、ホーンによって舵板の頂部における舵軸の部位と舵板の上下方向ほぼ中央部に設けたピントルとをそれぞれ舵軸軸受およびピントルガジョンを介してラジアル方向に支承する舵装置において、 ホーンの舵軸軸受を船尾船殻に接近して位置せしめるとともに、舵板の頂面をホーンの舵軸軸受の下面位置に一致させたことを特徴とする舵装置。
IPC (2件):
B63H25/38 ,  B63B9/00
FI (5件):
B63H25/38 Z ,  B63H25/38 104C ,  B63H25/38 104G ,  B63H25/38 104Z ,  B63B9/00 R
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 船舶用舵
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-193324   出願人:ジヤパン・ハムワージ株式会社
審査官引用 (1件)
  • 船舶用舵
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-193324   出願人:ジヤパン・ハムワージ株式会社

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