特許
J-GLOBAL ID:200903047797839576

建設機械の油圧駆動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 春日 讓
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-223389
公開番号(公開出願番号):特開平9-068169
出願日: 1995年08月31日
公開日(公表日): 1997年03月11日
要約:
【要約】【課題】アイドル状態から復帰するときに、ポンプ吸収トルクを小さくしエンジン回転数をすばやく増大することができる建設機械の油圧駆動装置を提供する。【解決手段】アイドリング状態からの復帰時、オートアイドルスイッチ11ONのまま操作手段9を操作し、パイロットスイッチ12がONになりオートアイドル制御部1aでの目標回転数N1が大きな回転数N11に復帰するので、最小値選択部1cでスロットル制御部1bの目標回転数N2が選択されエンジン2回転数は通常に復帰する。そして傾転角切換信号S3がOFFになり、馬力制御部5bでは通常のテーブルで目標傾転角θ2を設定し最小値選択部5cでθ2とポジコン制御部5aのθ1との最小値が選択され、目標傾転角は通常の馬力制御・ポジコン制御による設定に復帰する。このとき傾転角切換信号は、復帰時から所定時間Tuが経過後にOFFになるので、エンジン回転数が十分に大きくなり通常の目標回転数N2に等しくなった後にポンプ傾転角を通常の目標傾転角に増大させる。
請求項(抜粋):
エンジンと、このエンジンによって駆動される可変容量型の油圧ポンプと、この油圧ポンプから吐出される圧油によって駆動するアクチュエータと、前記油圧ポンプから前記アクチュエータに供給される圧油の流れを制御する方向切換弁と、この方向切換弁のストローク量を制御する切換弁操作手段と、前記エンジンの回転数をアイドリング回転数に制限する制限状態及びこの制限を行わない通常状態の切り換えを行う切換手段と、この切換手段が通常状態に切り換えられているときに前記エンジンの第1の目標回転数を演算する第1の目標回転数演算手段、及び前記切換手段が制限状態に切り換えられているときに前記第1の目標回転数よりも小さい値である第2の目標回転数を演算する第2の目標回転数演算手段を備えたエンジン回転数設定手段と、このエンジン回転数設定手段で設定された前記第1及び第2の目標回転数に応じて前記エンジンの回転数を制御するエンジン制御手段と、前記切換手段が通常状態に切り換えられているときに前記油圧ポンプの入力トルクを前記エンジンの出力トルク以下に制限する前記油圧ポンプの第1の目標押しのけ容積を演算する第1の目標押しのけ容積演算手段、及び前記切換手段が制限状態に切り換えられているときに前記油圧ポンプの低吐出圧領域で前記第1の目標押しのけ容積よりも小さい値となる第2の目標押しのけ容積を演算する第2の目標押しのけ容積演算手段を備えた押しのけ容積設定手段と、この押しのけ容積設定手段で設定された前記第1及び第2の目標押しのけ容積に応じて前記油圧ポンプの押しのけ容積を制御するポンプ制御手段とを有する建設機械の油圧駆動装置において、前記押しのけ容積設定手段は、前記切換手段が制限状態から通常状態に切り換えられたときには、その切り換えられたときから所定の時間遅れを経た後に、前記第2の目標押しのけ容積の設定状態から第1の目標押しのけ容積の設定状態に移行することを特徴とする建設機械の油圧駆動装置。
IPC (6件):
F04B 49/00 ,  F02D 29/00 ,  F02D 29/04 ,  F02D 41/04 380 ,  F04B 49/06 321 ,  F15B 11/00
FI (6件):
F04B 49/00 A ,  F02D 29/00 B ,  F02D 29/04 G ,  F02D 41/04 380 G ,  F04B 49/06 321 Z ,  F15B 11/00 F
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開平1-117992
  • 建設機械の油圧ポンプの制御方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-073666   出願人:住友建機株式会社
  • 特開平4-203371
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