特許
J-GLOBAL ID:200903047802427648

フィードフォワード型歪補償回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山内 梅雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-135079
公開番号(公開出願番号):特開平8-330856
出願日: 1995年06月01日
公開日(公表日): 1996年12月13日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 高周波帯で使用される線型増巾器の歪成分を検出し、検出した歪成分を除去するに好適なフィードフォーワッド型歪補償回路を提供する。【構成】 信号100と第1パイロット信号102とを結合した信号を2系統に分け、一方を主増幅器48で増幅し、増幅した信号を第2パイロット信号104とともに遅延線52からの信号と合成して主増幅器48の歪成分を検出し、検出した歪成分を補助増幅器60で増幅した後遅延線55からの信号と合成して歪成分を除去する。このとき、補助増幅器60の入力側で受信機63により第1パイロット信号102のレベルを、出力側で受信機64により第2パイロット信号のレベルを検出し、各検出レベルが最小となるように、可変減衰器46、可変移相器47、可変減衰器58、可変移相器59を調整する。
請求項(抜粋):
入力信号を増幅する主増幅器を含む主信号伝送系に属し前記主信号伝送系を伝送する信号の振幅を主振幅制御信号に従って調整する主振幅調整手段と、前記主信号伝送系を伝送する信号の位相を主位相制御信号に従って調整する主位相調整手段と、前記主信号伝送系の入力側と出力側とを結ぶバイパス経路を構成して前記バイパス経路を伝送する信号を遅延させる主遅延手段と、前記主信号伝送系と前記バイパス経路の出力側に接続されて補助信号伝送系を構成し前記主信号伝送系と前記バイパス経路からの信号を増幅する補助増幅器と、前記補助信号伝送系に属し前記補助信号伝送系を伝送する信号の振幅を補助振幅制御信号に従って調整する補助振幅調整手段と、前記補助信号伝送系に属し前記補助信号伝送系を伝送する信号の位相を補助位相制御信号に従って調整する補助位相調整手段と、前記補助信号伝送系の入力側と出力側とを結ぶ補助バイパス経路を構成して前記補助バイパス経路を伝送する信号を遅延させる補助遅延手段と、前記主信号伝送系の入力側に第1パイロット信号を注入する第1パイロット信号注入手段と、前記主信号伝送系の出力側に第2パイロット信号を注入する第2パイロット信号注入手段と、前記補助信号伝送系の入力側で前記第1パイロット信号のレベルを検出する第1レベル検出手段と、前記補助信号伝送系の出力側で前記第2パイロット信号のレベルを検出する第2レベル検出手段と、前記第1レベル検出手段の検出レベルに従った主振幅制御信号と主位相制御信号を生成して前記主振幅制御信号を前記主振幅調整手段へ出力し前記主位相制御信号を前記主位相調整手段へ出力する主制御手段と、前記第2レベル検出手段の検出レベルに従った補助振幅制御信号と補助位相制御信号を生成して前記補助振幅制御信号を前記補助振幅調整手段へ出力し前記補助位相制御信号を前記補助位相調整手段へ出力する補助制御手段とを具備することを特徴とするフィードフォワード型歪補償回路。
引用特許:
審査官引用 (3件)

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