特許
J-GLOBAL ID:200903047904731848

チャネルパス選択方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-346966
公開番号(公開出願番号):特開2003-150532
出願日: 2001年11月13日
公開日(公表日): 2003年05月23日
要約:
【要約】【課題】入出力装置I/Oが複数のチャネル装置CHに接続され、それらのチャネル装置CHが複数の入出力処理装置IOPにまたがるような構成を持つ入出力システムにおいて、I/O命令を実行する場合、使用する複数のチャネルパスの負荷の偏りを回避し、チャネルパスを均等に選択する。【解決手段】入出力処理装置IOPの番号を論理入出力制御装置語LCUWに置き、入出力装置制御語UCWを登録するときには、この論理入出力制御装置語LCUW内に置かれた入出力処理装置IOPの番号をローテーションさせて、それに対応するI/O命令の待ち行列制御領域UCWCに入出力装置制御語UCWを登録する。また、ローテーションさせるチャネル装置CHのマスク情報を、論理入出力制御装置語LCUW内におき、そのマスク情報を、入出力処理装置IOP毎に設けることにより、チャネル装置CHを均等に選択する。
請求項(抜粋):
命令処理装置IPと、主記憶装置MSと、一つ以上の入出力処理装置IOPと、前記入出力処理装置IOP配下に接続される一つ以上のチャネル装置CHと、前記チャネル装置CHに接続される入出力装置I/Oとを有するコンピュータシステムのチャネルパス選択方法において、前記主記憶装置MSに、前記各入出力処理装置IOP毎に設けられ、その入出力処理装置IOPが処理するI/O命令の待ち行列制御領域UCWCと、前記入出力装置I/Oを制御するために、各入出力装置I/O毎に設けられた入出力装置制御語UCWと、前記各入出力装置I/Oが、I/O命令を実行可能なチャネルパスの情報を格納する論理入出力制御装置語LCUWとを保持し、前記入出力装置制御語UCWは、前記論理入出力制御装置語LCUWと関連付けられ、前記論理入出力制御装置語LCUWは、入出力処理装置IOP番号(LQIOP#)格納領域を備え、前記命令処理装置IPは、I/O命令を実行するときには、そのI/O命令を実行するための前記入出力装置I/Oに対応する入出力装置制御語UCWを、前記I/O命令の待ち行列制御領域UCWCに登録するようになっていて、前記I/O命令の待ち行列制御領域UCWCに、前記入出力装置制御語UCWを登録するときに、前記入出力処理装置IOP番号(LQIOP#)格納領域に格納される入出力処理装置IOP番号(LQIOP#)をローテーションさせて、入出力処理装置IOP番号(LQIOP#)を決定し、その決定された入出力処理装置IOP番号(LQIOP#)により前記入出力処理装置IOP番号(LQIOP#)格納領域を更新し、前記入出力装置制御語UCWを、その決定された入出力処理装置IOP番号(LQIOP#)の入出力装置IOPに対応する前記I/O命令の待ち行列制御領域UCWCに登録して、その入出力処理装置IOP番号(LQIOP#)の入出力装置IOP経由で、I/O命令が実行されるようにすることを特徴とするチャネルパス選択方法。
Fターム (3件):
5B014GA41 ,  5B014GB01 ,  5B014GB03
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 入出力処理システム
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-050319   出願人:株式会社日立製作所
  • 特開平4-268655
  • 入出力処理システム
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-370861   出願人:株式会社日立製作所

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