特許
J-GLOBAL ID:200903047961171255

大型ディーゼルエンジン用潤滑システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山川 政樹
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-581346
公開番号(公開出願番号):特表2002-529648
出願日: 1999年11月04日
公開日(公表日): 2002年09月10日
要約:
【要約】ディーゼルエンジン内のシリンダの潤滑に対しては、ピストンリングの通路に直接関連してシリンダのリング領域内の逆止弁を通してオイルを供給するのが一般的であった。それはシリンダ周辺に沿ってオイルを均一に与えることを狙ったものである。しかし、この領域に沿う摩耗がばらつくことが確認された。本発明では、霧化ノズルを通した高圧力注入を利用し、シリンダ内の回転掃気によって影響を受ける、個々のノズルで形成される拡散オイルミストが遠心力によって壁に衝突し、ピストンリング通過前のリング領域内にオイルの実質的に連続的な膜を形成することができる。潤滑油の良好な利用、すなわち、オイルの節約、シリンダ表面への減少したかつより均一な摩耗を達成することができ、オイル供給時間が従来のものに比べて厳密でなくなる。
請求項(抜粋):
ピストンの通過に関連して、噴射ノズルを通じて各関連するエンジンシリンダのリング領域において潤滑オイルが噴射されるようにした船舶用エンジンのような大型ディーゼルエンジンのシリンダ潤滑方法であって、前記潤滑オイルは、前記ピストンの通過の直前の時間に霧化ノズルを通じて高圧で噴射され、前記ノズルの各々から噴射されるオイルは、前記ノズルが取付けられた前記リング区域において、各ノズルに近接して位置するシリンダ壁領域に方向付けられ、前記ピストンが実際に通過する前に、霧化されたオイルがシリンダ表面に実質的に密着する潤滑オイルの環状薄膜を形成することができるようにしたことを特徴とする方法。
IPC (2件):
F01M 1/08 ,  F01M 1/16
FI (2件):
F01M 1/08 B ,  F01M 1/16 A
Fターム (7件):
3G013AA07 ,  3G013AA12 ,  3G013BA02 ,  3G013BB25 ,  3G013BC04 ,  3G013CA01 ,  3G013CA06
引用特許:
審査官引用 (8件)
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