特許
J-GLOBAL ID:200903047983400339

物標位置観測装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐々木 宗治 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-159394
公開番号(公開出願番号):特開平7-012923
出願日: 1993年06月29日
公開日(公表日): 1995年01月17日
要約:
【要約】【目的】 観測している物標の位置が複数得られたとしても、同じ尺度でもって容易にその位置を評価できる物標位置観測装置を得ることを目的とする。【構成】 予め誤差定数算出手段109によって、複数の物標の位置に基づいて求められる最確位置に、確率pでその最確位置になるために必要とする誤差範囲Rmを求めるとき、確率pを基準とした定数Aを求めさせ、位置算出手段103が求めた複数の位置データに基づいた位置の標準偏差σを標準偏差算出手段107によって求め、誤差範囲算出手段111が確率pを基準とした整数m(m=1.2.3...)毎に求めた定数Amと、標準偏差σとに基づいて、誤差範囲Rm=Am・σとして順次求めて記憶し、信頼度判定手段115が実際に得られた物標の位置毎に求めた最確位置に対する距離差を求め、求めた距離差毎に、その距離差に対応する誤差範囲Rmの指数mを、その最確位置に対する信頼度として出力する。
請求項(抜粋):
観測された物標の位置を入力あるいは求める位置算出手段と、前記位置算出手段が求めた位置を位置データとして順次記憶し、所定数の位置データが揃ったとき、その所定数の位置データに基づいて最確位置を求め、該最確位置に対する位置の標準偏差σを求める標準偏差算出手段と、前記最確位置を保証するために必要とする(前記物標の位置が存在する)確率pに基づいた誤差範囲を決める基準の定数Aに、前記確率pを基準(例えばm=1を原点及び単位とする)とした実数m(m=1.2.3....)を指数として乗算し、その指数毎に、前記標準偏差σにより、位置確率の誤差範囲Rmを、Rm=Am・σとして順次求め、その指数mと誤差範囲Rmとを対応させて記憶あるいは、これらを予め求め設定する位置誤差算出手段と、前記位置データと前記最確位置との距離差を求め、該距離差に対応する前記誤差範囲Rmを検出し、その誤差範囲Rmに対応する位置確率pあるいはその関数m(上記の指数m)を前記位置データに対する信頼度として知らせる信頼度判定手段とを有することを特徴とする物標位置観測装置。
引用特許:
審査官引用 (1件)

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