特許
J-GLOBAL ID:200903047996925708

蓄熱型排ガス燃焼処理装置とそれに使用する蓄熱体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 澤野 勝文 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-083566
公開番号(公開出願番号):特開平11-281034
出願日: 1998年03月30日
公開日(公表日): 1999年10月15日
要約:
【要約】【課題】 蓄熱型排ガス燃焼処理装置で、無機成分を多く含む排ガスを燃焼処理する場合に、蓄熱層を構成する蓄熱体の目詰まりを少なくして寿命を延ばし、その交換頻度を少なくする。【解決手段】 無機成分を含む未処理排ガスが燃焼室(3) で燃焼処理されると、高温の処理済排ガスは排出側の蓄熱室 (5A〜5C) を通過する際に、その蓄熱層 (4A〜4C) に熱が奪われて外部に排出される。このとき、燃焼室(3) では無機酸化物が生成され、処理済排ガスと共に蓄熱層 (4A〜4C) を通過する。蓄熱層 (4A〜4C) は、高温の処理済排ガスが接触する蓄熱体(6H)の表面 (13) が、炭化ケイ素(SiC) または窒化ケイ素(Si3N4) で形成されており、これらは無機酸化物に対しては極めて安定であるため、高温下においても、排ガス中に含まれる無機酸化物と結合反応を起こしにくく、したがって、蓄熱体(6H)が強固に固着して目詰まりを起こすこともない。
請求項(抜粋):
高温の処理済排ガスを排出させる際にその熱を蓄熱し、低温の未処理排ガスを導入する際に放熱して当該排ガスを予熱する蓄熱層 (4A〜4C)を配した複数の蓄熱室 (5A〜5C)が、未処理排ガスを直接燃焼させて浄化処理する燃焼室(3)に対して並設され、一の蓄熱室(5A〜5C)から導入された未処理排ガスを前記燃焼室(3)で浄化処理した後、その処理済排ガスを他の蓄熱室(5A〜5C)から排出させると共に、排ガスの導入側及び排出側を順次交互に切り換えて連続的に処理を行う蓄熱型排ガス燃焼処理装置において、前記蓄熱層 (4A〜4C) を構成する全部の蓄熱体または燃焼室(3)側に配置される一部の蓄熱体(6H)の表面(13)が、炭化ケイ素(SiC)または窒化ケイ素(Si3 N4 )で形成されたことを特徴とする蓄熱型排ガス燃焼処理装置。
IPC (4件):
F23G 7/06 103 ,  F23G 7/06 101 ,  C04B 35/565 ,  C04B 35/584
FI (4件):
F23G 7/06 103 ,  F23G 7/06 101 C ,  C04B 35/56 101 Y ,  C04B 35/58 102 Y
引用特許:
審査官引用 (3件)

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