特許
J-GLOBAL ID:200903048009903079

耐二次加工割れ性に優れたフェライト系ステンレス鋼パイプおよびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 和田 憲治 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-308479
公開番号(公開出願番号):特開平9-125209
出願日: 1995年11月02日
公開日(公表日): 1997年05月13日
要約:
【要約】【課題】 二次加工割れを再現性良く確実に防止できるフェライト系ステンレス鋼溶接パイプを提供する。【解決手段】 質量%で、C:0.03%以下、Si:2.0%以下、Mn:2.0%以下、Cr:5.0〜30.0%、N:0.03%以下を含有し、なおかつ、Nb:0.05〜1.0%、Ti:0.05〜1.0%、Mo:0.05〜3.0%、Cu:0.02〜1.0%のうちの1種以上を含有し、残部がFeが不純物からなる鋼板または鋼帯を溶接して造管したパイプであって、当該パイプの素材鋼中に存在する析出物の含有量が0.3質量%以下であり、かつ、HAZ部の結晶粒度が結晶粒度番号で3番以上である、フェライト系ステンレス鋼パイプ。このパイプは、造管後に850〜1000°Cの温度範囲で焼鈍したのち1°C/sec以上の冷却速度で冷却する製造方法によって得られる。
請求項(抜粋):
質量%で、C :0.03%以下、Si:2.0%以下、Mn:2.0%以下、Cr:5.0〜30.0%、N :0.03%以下を含有し、なおかつ、Nb:0.05〜1.0%、Ti:0.05〜1.0%、Mo:0.05〜3.0%、Cu:0.02〜1.0%のうちの1種または2種以上を含有し、残部がFeおよび製造上の不可避的な不純物からなる鋼板または鋼帯を溶接して造管したパイプであって、当該パイプの素材鋼中に存在する析出物の含有量が0.3質量%以下であり、かつ、HAZ部の結晶粒度がJIS-G0552に準拠した結晶粒度番号で3番以上である、耐二次加工割れ性に優れたフェライト系ステンレス鋼パイプ。
IPC (5件):
C22C 38/00 302 ,  B21C 37/08 ,  C21D 8/10 ,  C21D 9/08 ,  C22C 38/28
FI (5件):
C22C 38/00 302 Z ,  B21C 37/08 F ,  C21D 8/10 D ,  C21D 9/08 F ,  C22C 38/28
引用特許:
審査官引用 (3件)

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