特許
J-GLOBAL ID:200903048041650697

セグメントの継手構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 林 孝吉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-089752
公開番号(公開出願番号):特開平9-279997
出願日: 1996年04月11日
公開日(公表日): 1997年10月28日
要約:
【要約】【課題】 トンネル覆工用セグメントを順次円周方向にボルトにて結合するとき、上下二段に設けられたインサートの耐力及び剛性を従来のものより一層向上させる。【解決手段】 トンネル覆工用セグメント1を、上下二段に配設されるボルト4にて結合するとき、該ボルト4にて緊締される上下二段に設けられたインサート7を繋ぎ鋼板8,8にて一体的に連結すると共に、U字状鉄筋9を該インサート7に一体的に結合して全体を一体構造と為し、更に、該インサート7及びU字状鉄筋9を異型鉄筋にて構成する。
請求項(抜粋):
トンネル覆工用セグメントであって、該セグメントはその円周方向の両端面のうち、片方の端面に継手金具を固設し、且つ、該継手金具は上下二段にボルト孔が開設されており、更に、該継手金具の背面は前記ボルト孔にボルトを挿通して緊締操作を為すための箱抜きが設けられており、更に、他方の端面に前記ボルト孔に対峙して開口する袋ネジ部を有して上下二段に配設されたインサートが埋設されて成り、之等のセグメントがトンネルの円周方向に連設されて結合するとき、前記箱抜きを介して継手金具に上下二段に設けた各ボルト孔よりボルトを挿入し、隣接するセグメントの端面に開口している前記上下二段に配設した各袋ネジに該ボルトを螺着して双方のセグメントを緊締するように構成されたセグメントの継手構造に於て、前記インサートは異型鉄筋にて構成され、且つ、上下の各インサートは繋ぎ鋼板にて溶接結合されると共に、異型鉄筋にて形成したU字状のアンカー筋を一体的に溶接して成ることを特徴とするセグメントの継手構造。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • セグメントの継手構造
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-134577   出願人:帝都高速度交通営団, 株式会社熊谷組, 新日本製鐵株式会社, ジオスター株式会社
  • 特開昭50-056616

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