特許
J-GLOBAL ID:200903048134054806
超音波診断システム、歪み分布表示方法及び弾性係数分布表示方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
,
代理人 (1件):
高橋 浩三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-222868
公開番号(公開出願番号):特開2004-057652
出願日: 2002年07月31日
公開日(公表日): 2004年02月26日
要約:
【目的】横方向変位に対応して変位分布を推定できるようにすると共に超音波ビーム方向(軸方向)の歪み分布のみから弾性係数分布を再構成できるようにする。【構成】相関演算手段は、直交検波手段から出力される包絡線信号を用いて被検体組織の圧縮前後の信号間で相関を計算する。このときに、サンプル間隔毎に相関計算を行うと計算量が膨大となるので、相関演算手段は、2次元相関窓内の軸方向及びこの軸方向に直交する横方向にそれぞれ所定値ずつ離散した走査線毎に相関係数を計算する。これによって、計算量が大幅に減少し、リアルタイム表示が可能となる。弾性係数推定手段は、被検体組織を等方性弾性体及び近非圧縮性と仮定し、被検体組織を有限個の直方体要素に分割して3次元有限要素モデル化し、各要素内では、弾性係数、応力、歪みは一様であると仮定し、弾性方程式に歪み分布情報を用いて弾性係数分布情報を推定する。【選択図】 図9
請求項(抜粋):
被検体組織に接触する超音波探触子によって取得した超音波エコー信号を出力する超音波エコー信号出力手段と、
前記被検体組織に対する前記超音波探触子の圧縮前後における前記超音波エコー信号を直交検波して包絡線信号を作成する直交検波手段と、
前記圧縮前後における前記包絡線信号間の相関係数を2次元相関窓内の軸方向及びこの軸方向に直交する横方向にそれぞれ所定値ずつ離散した走査線毎に計算し、前記相関係数が最大となる位置情報を求め、前記位置情報の位置における前記圧縮前後の前記超音波エコー信号間の位相差情報を求める相関演算手段と、
前記相関演算手段によって求められた前記位置情報及び前記位相差情報に基づいて前記圧縮に伴う前記被検体組織内の前記軸方向及び前記横方向における変位情報を求める変位演算手段と、
前記被検体組織内の前記軸方向及び前記横方向の各点における変位情報を空間微分することによって歪み分布情報を求める歪み演算手段と、
前記歪み分布情報を表示する表示手段と
を備えたことを特徴とする超音波診断システム。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (29件):
2G047AC13
, 2G047AD08
, 2G047BA03
, 2G047BB04
, 2G047BC13
, 2G047BC14
, 2G047BC20
, 2G047CA01
, 2G047DB02
, 2G047EA08
, 2G047EA10
, 2G047GB02
, 2G047GB17
, 2G047GG01
, 2G047GG25
, 2G047GG36
, 4C301DD02
, 4C301DD11
, 4C301EE20
, 4C301JB06
, 4C301JB28
, 4C301LL20
, 4C601DE01
, 4C601EE30
, 4C601JB04
, 4C601JB34
, 4C601JB41
, 4C601JB43
, 4C601LL40
引用特許:
引用文献:
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