特許
J-GLOBAL ID:200903048198663210

放電表示パネルの駆動方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中澤 昭彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-230641
公開番号(公開出願番号):特開平11-065518
出願日: 1997年08月27日
公開日(公表日): 1999年03月09日
要約:
【要約】【課題】従来のACメモリ型放電表示パネルでは大容量・高精細のパネル構造で電極製造上の歩留りを高め、また高輝度で高効率の発光を得ることが困難であった。【解決手段】縦ストライプ型のカラー画素配列を持ち、同一の絶縁基板上に面放電型で2つの上下の画素にまたがる両側放電電極構造を持つ交互に配置される平行した複数の走査電極と維持電極を有し、さらに走査電極又は維持電極に直交し、かつ走査電極及び維持電極と絶縁された複数の列電極を有する放電表示パネルの駆動方法において、書き込み期間では2画素行同時の書き込みとし、さらに維持期間では維持放電波形を新規な位相差方式とすることにより、1画素行ごとに独立した表示を行わせたり、2画素行を同じ表示としたりする。これにより、上記放電表示パネルの動作制御を容易に行うことができ、また、高輝度のインターレース表示を容易に行うことができる。
請求項(抜粋):
縦ストライプ型のカラー画素配列を持ち、同一の絶縁基板上に面放電型で2つの上下の画素にまたがる両側放電電極構造を持つ交互に配置される平行した複数の走査電極と維持電極を有し、さらに前記走査電極又は維持電極に直交し、かつ前記走査電極及び維持電極と絶縁された複数の列電極を有する放電表示パネルの駆動方法において、前記走査電極及び維持電極をそれぞれ奇数、偶数の2つの群に分け、また階調表示を行うために1つのフィールドを複数のサブフィールドより構成し、さらに奇数画素行を表示するサブフィールドと偶数画素行を表示するサブフィールドを設定し、奇数画素行を表示するサブフィールドにおいては、そのサブフィールドの書き込み期間において、走査電極の両側に位置する2画素行同時に同じ表示データを書き込み放電により書き込むとともに、そのサブフィールドの維持期間において、前記奇数画素行の画素の走査電極と維持電極には交互に維持パルスを印加するとともに偶数画素行の画素の走査電極と維持電極には同一波形の維持パルスを印加することにより奇数画素行の画素のみの維持放電を行い、偶数画素行を表示するサブフィールドにおいては、そのサブフィールドの書き込み期間において、走査電極の両側に位置する2画素行同時に同じ表示データを書き込み放電により書き込むとともに、そのサブフィールドの維持期間において、前記偶数画素行の画素の走査電極と維持電極には交互に維持パルスを印加するとともに奇数画素行の画素の走査電極と維持電極には同一波形の維持パルスを印加することにより偶数画素行の画素のみの維持放電を行い、奇数画素行の画素を表示させるサブフィールドと偶数画素行の画素を表示させるサブフィールドを組み合わせて、1画面の画素を全て独立に表示発光させることを特徴とする放電表示パネルの駆動方法。
引用特許:
出願人引用 (7件)
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審査官引用 (2件)

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