特許
J-GLOBAL ID:200903048204345390

セルロースの混合脂肪酸エステル、その溶液およびセルロースの混合脂肪酸エステルフイルム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柳川 泰男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-216671
公開番号(公開出願番号):特開平10-045803
出願日: 1996年07月30日
公開日(公表日): 1998年02月17日
要約:
【要約】【課題】 様々な種類の有機溶媒に溶解することが可能であり、かつセルローストリアセテートと同程度またはそれ以上の物性を有するセルロースの混合脂肪酸エステルを得る。【解決手段】 セルロースの水酸基がアセチル基およびプロピオニル基で置換されているセルロースの混合脂肪酸エステルにおいて、非晶度指数Amの値を0.4以下に調整する。
請求項(抜粋):
セルロースの水酸基がアセチル基およびプロピオニル基で置換されているセルロースの混合脂肪酸エステルであって、下記式により定義する非晶度指数Amの値が、0.4以下であることを特徴とするセルロースの混合脂肪酸エステル。【数1】式中、I(2θ=5°)およびI(2θ=14.5°)は、セルロースの混合脂肪酸エステルの溶液から厚さ100μmのフイルムを製造し、フイルムを200°Cの温度で60分間熱処理してからX線回折した測定結果において、ブラッグ角2θが、それぞれ5°および14.5°のときのX線散乱強度であり、nは、上記測定結果において、ブラッグ角2θ=5°〜14.5°の範囲で観測されるX線散乱強度のピークの数であり、そしてPiは、上記測定結果において、ブラッグ角5°〜14.5°の範囲で観測されるi番目のピークのX線散乱強度である。
引用特許:
審査官引用 (3件)

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