特許
J-GLOBAL ID:200903048276664784
溶接部靱性の良好な高強度低降伏比鋼管の製造方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
杉村 興作
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-314704
公開番号(公開出願番号):特開2003-301219
出願日: 2002年10月29日
公開日(公表日): 2003年10月24日
要約:
【要約】【課題】 高強度かつ低降伏比という機械的特性を満足する溶接鋼管において、その溶接部靱性を向上する有利な方途を与える。【解決手段】 C:0.05〜0.15mass%、Si:0.10〜0.50mass%、Mn:0.5 〜2.0 mass%、Al:0.005 〜0.10mass%、Cr:0.05〜0.50mass%およびMo:0.05〜0.50mass%を含み、さらにTi:0.002 〜0.03mass%およびREM : 0.001 〜0.01mass%を含有する成分組成を有する鋼板に、Ac3変態点〜1000°Cの温度域に加熱して焼入れを施し、 或いは同組成の鋼スラブを加熱圧延後にAr3変態点以上から焼入れを施し、次いでAc1変態点以上Ac3変態点以下の温度域に再加熱して焼入れを施し、 さらに460 〜650 °Cの温度域での焼戻しを行ったのち、該鋼板を管状に成形しその継目を溶接して鋼管を作製し、該鋼管を500 〜700 °Cの温度域で焼鈍する。
請求項(抜粋):
C:0.05〜0.15mass%、Si:0.10〜0.50mass%、Mn:0.5 〜2.0mass%、Al:0.005 〜0.10mass%、Cr:0.05〜0.50mass%およびMo:0.05〜0.50mass%を含み、さらにTi:0.002 〜0.03mass%およびREM : 0.001 〜0.01mass%を含有し、かつ下記式に従うCeqが0.47以下である成分組成を有する鋼板を、Ac3変態点〜1000°Cの温度域に加熱して焼入れを施し、 次いでAc1変態点以上Ac3変態点以下の温度域に再加熱して焼入れを施し、 さらに460 〜650 °Cの温度域での焼戻しを行ったのち、該鋼板を管状に成形しその継目を溶接して鋼管を作製し、該鋼管を500 〜700 °Cの温度域で焼鈍することを特徴とする溶接部靱性の良好な高強度低降伏比鋼管の製造方法。記Ceq=C[mass%] + Mn[mass%]/6+ Si[mass%]/24+ Ni[mass%]/40+ Cr[mass%]/5+ Mo[mass%]/4+V[mass%] /14
IPC (7件):
C21D 9/08
, B21C 37/08
, C21D 9/46
, C21D 9/50 101
, C22C 38/00 301
, C22C 38/38
, C22C 38/58
FI (7件):
C21D 9/08 F
, B21C 37/08 F
, C21D 9/46 S
, C21D 9/50 101 A
, C22C 38/00 301 B
, C22C 38/38
, C22C 38/58
Fターム (28件):
4K037EA01
, 4K037EA05
, 4K037EA06
, 4K037EA11
, 4K037EA13
, 4K037EA15
, 4K037EA17
, 4K037EA20
, 4K037EA27
, 4K037EA31
, 4K037EA32
, 4K037EA36
, 4K037FA02
, 4K037FC04
, 4K037FC05
, 4K037FF02
, 4K042AA06
, 4K042BA01
, 4K042CA03
, 4K042CA05
, 4K042CA06
, 4K042CA08
, 4K042CA10
, 4K042CA12
, 4K042CA13
, 4K042CA14
, 4K042DA03
, 4K042DC02
引用特許:
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