特許
J-GLOBAL ID:200903048312529082

受信データ復調方法、およびこれを使用する受信装置、および送受信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): ▲高▼橋 寛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-228578
公開番号(公開出願番号):特開2003-046469
出願日: 2001年07月27日
公開日(公表日): 2003年02月14日
要約:
【要約】【課題】本発明は、送信側でガードインターバル信号が付加されたマルチキャリア信号を受信し、その受信データを復調する受信データ復調方法、および受信装置、および送受信装置に関し、シンボル間干渉の影響を回避させ、高精度の復調処理を簡易構成で可能とすることを目的とする。【解決手段】マルチキャリア信号における希望シンボルにガードインターバルが付加された受信データを、当該希望シンボルとこのシンボル期間遅延させた遅延シンボル信号とを減算して絶対値化処理し、これを所定サンプル分で移動平均値を算出し、この所定サンプル移動平均値と単位サンプル遅延させた遅延された所定サンプル分の移動平均値とを除算し、この除算値を連続的に入力して変位点を検出することでシンボルタイミングを特定し、当該希望シンボルを復調処理する構成とする。
請求項(抜粋):
希望シンボルに当該希望シンボルの一部を複製したガードインターバルが付加されたマルチキャリア信号を受信し、受信した当該希望シンボルを所定サンプル数でフーリエ変換して復調するにあたり、当該希望シンボルの復調開始時期としてのシンボルタイミングを特定する受信データ復調方法であって、前記受信した希望シンボルに関する受信データを、前記希望シンボルの周期分遅延させるステップと、前記遅延シンボル信号と、当該遅延対象となったシンボル信号とを減算処理するステップと、前記減算処理した信号に対し、複素成分を除去する絶対値化演算処理するステップと、前記絶対値化処理した信号に対し、前記フーリエ変換に応じたサンプル数の所定サンプル分を対象として移動平均値を算出するステップと、前記所定サンプル分の移動平均値を単位サンプル分遅延させるステップと、前記単位サンプル分遅延された所定サンプル分の移動平均値と、当該遅延対象となった所定サンプル移動平均値とを除算処理するステップと、前記除算値を連続的に入力して変位点を検出するステップと、前記検出した変位点の位置を前記希望シンボルの開始位置として前記シンボルタイミングを特定し、前記希望シンボルを復調処理するステップと、を含むことを特徴とする受信データ復調方法。
Fターム (3件):
5K022DD01 ,  5K022DD21 ,  5K022DD33
引用特許:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (6件)
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