特許
J-GLOBAL ID:200903079938833185

無線パケット通信用OFDM受信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 恵一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-217345
公開番号(公開出願番号):特開2001-136149
出願日: 2000年07月18日
公開日(公表日): 2001年05月18日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 波形歪が大きい場合や送受信機間のキャリア周波数に誤差がある場合でも、OFDM通信における受信タイミングを正確に検出する。【解決手段】 同期用プリアンブルのショートプリアンブルの到来を相関器1により検出する。相関器1の出力を複素フィルタ7に入力しショートプリアンブルを分離する。さらにスカラフィルタ9を用いてショートプリアンブル信号を積分した結果でシンボルタイミングの検出を行う。検出のためのレベル判定は相関器1の出力がショートプリアンブルの周期Tで複数回しきい値を越え、かつ最後のショートプリアンブルの検出から時刻T後のレベルが所定割合低下していることを条件とする。受信機のキャリア周波数の補正は、ショートプリアンブルの受信中は各ショートプリアンブル毎に行い、ショートプリアンブルの受信終了後は最後に受信したショートプリアンブルに基づいて行う。
請求項(抜粋):
既知パターン波形によるショートプリアンブル信号の複数回の繰り返し信号である同期用プリアンブル信号と、それに続いて、マルチキャリア変調したデータ信号にガードインターバルを付加した少なくともひとつのOFDM信号を有する無線パケット信号を受信し、前記同期用プリアンブル信号を用いて送受信機間のキャリア周波数誤差を補正する周波数誤差補正手段と、前記同期用プリアンブル信号から基準タイミングを検出するタイミング検出手段と、検出された基準タイミングを用いてOFDM信号からガードインターバルを除去するガードインターバル除去手段と、OFDM信号からガードインターバルを除去したデータ信号をフーリエ変換してサブキャリアの受信ベクトルを提供するフーリエ変換手段と、該フーリエ変換により得られるサブキャリアの受信ベクトルを復調するサブキャリア復調手段と、復調されたサブキャリアにより伝送された符号を識別する符号識別手段とを有する無線パケット通信用OFDM受信装置において、前記タイミング検出手段は、前記ショートプリアンブル信号と既知パターンとの相関値をベクトル信号の形で出力する相関器と、該相関器の出力をフィルタ処理してノイズを除去すると共にスカラ信号に変換して出力する相関出力フィルタ手段と、前記ショートプリアンブル信号に対応する相関出力フィルタ手段の出力レベルを所定のレベルと比較して同期用プリアンブル信号の終了時を示す基準タイミングを決定するタイミング判定手段とを有することを特徴とする無線パケット通信用OFDM受信装置。
IPC (3件):
H04J 11/00 ,  H04L 7/00 ,  H04L 12/28
FI (3件):
H04J 11/00 Z ,  H04L 7/00 F ,  H04L 11/00 310 B
Fターム (26件):
5K022DD01 ,  5K022DD13 ,  5K022DD18 ,  5K022DD19 ,  5K022DD33 ,  5K022DD42 ,  5K022DD43 ,  5K033AA02 ,  5K033AA05 ,  5K033CA17 ,  5K033CB15 ,  5K033DA17 ,  5K033DB09 ,  5K033DB11 ,  5K033DB12 ,  5K047AA02 ,  5K047AA03 ,  5K047BB01 ,  5K047CC01 ,  5K047HH15 ,  5K047HH53 ,  5K047MM13 ,  5K047MM24 ,  5K047MM33 ,  5K047MM35 ,  5K047MM36
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • OFDM復調装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-091968   出願人:日本電気株式会社

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