特許
J-GLOBAL ID:200903048327132960
媒体攪拌型粉砕装置
発明者:
,
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出願人/特許権者:
代理人 (4件):
熊倉 禎男
, 大塚 文昭
, 今城 俊夫
, 西島 孝喜
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-138338
公開番号(公開出願番号):特開2006-314881
出願日: 2005年05月11日
公開日(公表日): 2006年11月24日
要約:
【課題】 スラリーと粉砕媒体の分離を確実に行うことができ、粉砕媒体が粉砕室内の一部に密集することがない媒体攪拌型粉砕装置を提供すること。【解決手段】 粉砕タンクの内部空間には粉砕媒体が充填される。攪拌部材は、スラリー入口から遠い端に端部開口を有する中空構造で、攪拌部材の内部空間に媒体分離部材が配置される。攪拌部材には、中空内部空間と粉砕室を連通させる媒体循環用開口部が形成される。攪拌部材は、粉砕室内にあるスラリー及び粉砕媒体に回転と攪拌部材の端部開口の方向に向いた軸方向の運動とを生じさせる攪拌羽根を有する。スラリーと粉砕媒体は、粉砕室から攪拌部材の端部開口を経て攪拌部材の中空内部空間に入り、媒体分離部材により媒体がスラリーから分離されて、スラリーはスラリー出口から排出される。媒体は、攪拌部材の媒体循環用開口部から粉砕室に戻される循環運動をする。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
筒状の粉砕タンクと、
前記粉砕タンク内に、該粉砕タンクと同軸に、かつ、回転自在に配置されて、前記粉砕タンクの内壁との間に粉砕室を形成する攪拌部材と、
前記攪拌部材を回転駆動する駆動手段と、
を備え、
前記粉砕タンクの内部空間には粉砕媒体が充填され、該粉砕タンクには、その一端部近傍に前記粉砕室に通じるスラリー入口が形成されており、
前記攪拌部材は、前記スラリー入口から遠い方の一端に端部開口を有する中空構造であり、前記攪拌部材の中空内部空間に媒体分離部材が固定配置され、前記粉砕室は前記媒体分離部材を介してスラリー出口に通じており、
前記攪拌部材には、前記端部開口から軸方向に離れた位置において、前記中空内部空間と前記粉砕室とを連通させる媒体循環用開口部が形成されており、
前記攪拌部材は、該攪拌軸部材が回転駆動されたとき前記粉砕室内にあるスラリー及び粉砕媒体に回転と前記端部開口の方向に向いた軸方向の運動とを生じさせる攪拌羽根をその外周に有し、スラリー及び粉砕媒体は、前記粉砕室内において回転及び前記軸方向の運動をしながら前記攪拌部材の前記端部開口の近傍に達し、前記端部開口から前記攪拌部材の中空内部空間に入り、前記媒体分離部材により媒体がスラリーから分離されて、スラリーは前記スラリー出口から排出され、媒体は前記攪拌部材の前記媒体循環用開口部から前記粉砕室に戻される循環運動をするようになった、
ことを特徴とする媒体攪拌型粉砕装置。
IPC (2件):
FI (2件):
B02C17/16 B
, B02C17/18 C
Fターム (6件):
4D063FF14
, 4D063FF35
, 4D063GA05
, 4D063GA07
, 4D063GA10
, 4D063GC14
引用特許:
出願人引用 (4件)
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特許第3400087号公報
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特許第3246973号公報
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特公平2-10699号公報
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湿式攪拌ボールミルと方法
公報種別:再公表公報
出願番号:JP1996001452
出願人:コトブキ技研工業株式会社
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審査官引用 (2件)
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特表平3-503025
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粉砕機
公報種別:公開公報
出願番号:特願平7-327397
出願人:三井鉱山株式会社
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