特許
J-GLOBAL ID:200903048369066747

被膜形成用組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大井 正彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-309728
公開番号(公開出願番号):特開平10-147740
出願日: 1996年11月20日
公開日(公表日): 1998年06月02日
要約:
【要約】【課題】 基材に対する密着性、耐擦過傷性、耐候性、低屈折率性および反射防止性に優れた透明な硬化被膜を効率的に形成することができる被膜形成用組成物の提供。【解決手段】 〔A〕下記一般式(1)で表される加水分解性シリル基を有するフッ素含有重合体と、〔B〕下記一般式(2)で表されるシラン化合物および/または当該シラン化合物の部分縮合化物と、〔C〕下記一般式(3)で表される金属アルコキシドのキレート錯体とを含有する。【化1】一般式(1):-SiR1 m (OR2 )3-m一般式(2):SiR3 n (OR4 )4-n一般式(3):M(OR5 )p (R6 COCHCOR7 )q
請求項(抜粋):
〔A〕下記一般式(1)で表される加水分解性シリル基を有するフッ素含有重合体と、〔B〕下記一般式(2)で表されるシラン化合物および/または当該シラン化合物の部分縮合物と、〔C〕下記一般式(3)で表される金属アルコキシドのキレート錯体とを含有することを特徴とする被膜形成用組成物。【化1】一般式(1):-SiR1 m (OR2 )3-m〔式中、R1 は、炭素数1〜10のアルキル基、アリール基またはアラルキル基を示し、R2 は、水素原子または炭素数1〜10のアルキル基もしくはアシル基を示す。R1 、R2 で示される基が複数存在する場合において、これらの基は、それぞれ、同一であっても異なっていてもよい。但し、R2 で示される基の少なくとも1つはアルキル基またはアシル基である。mは0〜2の整数である。〕【化2】一般式(2):SiR3 n (OR4 )4-n〔式中、R3 は、炭素数1〜10のアルキル基、アリール基またはアラルキル基を示し、R4 は、水素原子または炭素数1〜10のアルキル基もしくはアシル基を示す。R3 、R4 で示される基が複数存在する場合において、これらの基は、それぞれ、同一であっても異なっていてもよい。但し、R4 で示される基の少なくとも1つはアルキル基またはアシル基である。nは0〜3の整数である。〕【化3】一般式(3):M(OR5 )p (R6 COCHCOR7 )q 〔式中、Mは、アルミニウム、チタニウム、ジルコニウムから選ばれる金属原子を示し、R5 は、水素原子または炭素数1〜10のアルキル基もしくはアシル基を示し、R6 は、炭素数1〜6のアルキル基を示し、R7 は、炭素数1〜16のアルキル基またはアルコキシ基を示す。pは0〜3の整数、qは1〜4の整数である。(OR5 )で示される基および(R6 COCHCOR7 )で示される配位子が複数存在する場合において、これらは、それぞれ、同一であっても異なっていてもよい。〕
IPC (2件):
C09D127/22 ,  C09D183/04
FI (2件):
C09D127/22 ,  C09D183/04
引用特許:
審査官引用 (4件)
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