特許
J-GLOBAL ID:200903048409364606

ブレージングシートスクラップの半溶融分離方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 豊田 武久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-043049
公開番号(公開出願番号):特開平10-219364
出願日: 1997年02月12日
公開日(公表日): 1998年08月18日
要約:
【要約】【課題】 ブレージングシートスクラップについて芯材と皮材(ろう材)との融点差を利用してろう材を溶融分離するにあたり、急速かつ高い効率で分離可能とする。【解決手段】 周囲に螺旋状に加熱コイルを巻いたるつぼ内にほぼ垂直にブレージングシートスクラップを装入し、かつ周波数f(Hz)がスクラップ板厚t(mm)に応じてt≧40.4(1/f)1/2 を満たすような高周波電流を加熱コイルに流し、高周波誘導加熱による表皮効果を利用して表面のろう材を溶融させる。さらにろう材溶融後、10G以上の加速度の振動もしくは衝撃力を付加してろう材液滴を分離させる。また高周波発振管の陽極電流の推移によって加速度付加のタイミングを定める。
請求項(抜粋):
垂直な軸線を中心としてるつぼの周囲を螺旋状に巻くように配設された加熱コイルに高周波電流を流して、誘導加熱によりるつぼ内のアルミニウム合金製ブレージングシートスクラップを加熱し、ブレージングシートスクラップのろう材と芯材との融点の差によりろう材を溶融させて、表面ろう材のみを芯材から溶融分離させる半溶融分離方法において、ブレージングシートスクラップを、その全重量の80%以上のスクラップが水平面より60度以上の角度となるように立てた状態となるようにるつぼ内に装入しておき、周波数f(Hz)がブレージングシートスクラップの板厚t(mm)に応じて次式t≧40.4(1/f)1/2を満たす高周波電流を加熱コイルに流して、高周波誘導加熱によりブレージングシートの表面のろう材を溶融させ、芯材から分離させることを特徴とする、ブレージングシートスクラップの半溶融分離方法。
IPC (2件):
C22B 7/00 ,  C22B 9/02
FI (2件):
C22B 7/00 F ,  C22B 9/02
引用特許:
審査官引用 (2件)

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