特許
J-GLOBAL ID:200903048438697827
鉛成分、カリウム成分及び塩素成分を含有するダストの処理方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
衡田 直行
, 北村 周彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-041712
公開番号(公開出願番号):特開2009-196860
出願日: 2008年02月22日
公開日(公表日): 2009年09月03日
要約:
【課題】焼却主灰等のダストの処理方法であって、クリンカ原料としての該ダストの使用に伴って発生する塩素バイパスダスト等の排ガスダストに含まれている鉛成分を、簡易にかつ低コストで、しかも高い回収率で回収しうる処理方法を提供する。【解決手段】本発明の処理方法は、(A)鉛成分、カリウム成分及び塩素成分を含有するダスト(例えば、焼却主灰)を含むクリンカ原料を、セメントキルンに供給して、クリンカを焼成する工程と、(B)セメントキルンの排ガスから、塩素バイパスダストを捕集する工程と、(C)塩素バイパスダストを水洗して、鉛成分を含む濾液を得る工程を含み、かつ、工程(A)において、プレヒータを構成する複数のサイクロンの中の最下段であるボトムサイクロンの位置でのクリンカ原料中のカリウムの含有率を、酸化物換算で2.5質量%以下に調整するものである。【選択図】図1
請求項(抜粋):
(A)鉛成分、カリウム成分及び塩素成分を含有するダストを含むクリンカ原料を、セメントキルンに供給して、クリンカを焼成する焼成工程と、(B)前記セメントキルンの排ガスから、排ガスダストを捕集する排ガスダスト捕集工程と、(C)前記排ガスダストを水洗して、鉛成分を含む濾液を得る水洗工程を含み、かつ、工程(A)において、ボトムサイクロンの位置における前記クリンカ原料中のカリウムの含有率を、酸化物換算で2.5質量%以下に調整することを特徴とする鉛成分、カリウム成分及び塩素成分を含有するダストの処理方法。
IPC (4件):
C04B 7/60
, C02F 1/62
, B09B 3/00
, C04B 7/38
FI (4件):
C04B7/60
, C02F1/62 Z
, B09B3/00 304G
, C04B7/38
Fターム (19件):
4D004AA36
, 4D004AA37
, 4D004AB03
, 4D004AB06
, 4D004AC05
, 4D004BA02
, 4D004CA13
, 4D004CA30
, 4D004CA40
, 4D004CB09
, 4D004CB32
, 4D004CC03
, 4D004DA03
, 4D004DA20
, 4D038AA10
, 4D038AB39
, 4D038AB74
, 4D038AB80
, 4D038BB17
引用特許:
出願人引用 (1件)
-
廃棄物の処理方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願2002-039227
出願人:太平洋セメント株式会社
審査官引用 (3件)
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