特許
J-GLOBAL ID:200903048445304342

車両用自動変速機の変速制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹島 富二雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-013900
公開番号(公開出願番号):特開平10-213220
出願日: 1997年01月28日
公開日(公表日): 1998年08月11日
要約:
【要約】【課題】アップシフトやダウンシフトを許可するか禁止するかの判断精度を向上させて、走行性能等の改善を図る。【解決手段】アップシフト要求があった時に、現在の駆動力F1と、加速抵抗・ころがり抵抗・空気抵抗と、から勾配抵抗を算出すると共に(S6〜S12 )、アップシフト要求に応じて選択される変速段で発生させることができる最大駆動力F2を算出する(S13 〜S15 )。このとき、実際の走行条件(大気圧や吸気温度や車重等)が基準条件と異なることを考慮し、算出される勾配抵抗又は最大駆動力F2を、実際の走行条件に応じて補正する。従って、実際の走行条件を考慮に入れて、アップシフトを許可するか禁止するか判断できるようになるので(S16 )、判断精度を向上させることができ、走行性能等を改善できる。
請求項(抜粋):
少なくとも車速と、エンジン出力トルクを制御するスロットル弁の開度と、に基づき変速パターン線図を参照して自動変速機の変速比を制御する車両用自動変速機の変速制御装置であって、アップシフト要求或いはダウンシフト要求があったときに、現在のスロットル開度と現在の変速比とに基づいて、車両の走行抵抗を算出する走行抵抗算出手段と、アップシフト要求或いはダウンシフト要求に対応して選択される変速比で発生させることができる最大駆動力を算出する最大駆動力算出手段と、前記走行抵抗算出手段の算出結果と、前記最大駆動力算出手段の算出結果と、に基づいて、アップシフト要求或いはダウンシフト要求に対応して選択される変速比への変速制御を許可或いは禁止する変速制御許可・禁止手段と、を含んで構成されたものにおいて、予め設定された基準条件を前提として前記走行抵抗算出手段が算出する走行抵抗と、実際の走行抵抗と、のズレ量を検出するズレ量検出手段と、前記ズレ量検出手段の検出結果に基づいて、前記走行抵抗算出手段の算出結果或いは前記最大駆動力算出手段の算出結果を補正する補正手段と、を含んで構成したことを特徴とする車両用自動変速機の変速制御装置。
IPC (6件):
F16H 61/16 ,  F16H 59/62 ,  F16H 59:24 ,  F16H 59:44 ,  F16H 59:64 ,  F16H 59:70
FI (2件):
F16H 61/16 ,  F16H 59/62
引用特許:
審査官引用 (7件)
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