特許
J-GLOBAL ID:200903048517479428

排熱回収システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉谷 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-397350
公開番号(公開出願番号):特開2002-195100
出願日: 2000年12月27日
公開日(公表日): 2002年07月10日
要約:
【要約】【課題】 安価な構成で動力を取り出して、排熱を有効に回収する。【解決手段】 エンジン1からの排ガスの熱により水蒸気ボイラ5で水蒸気を発生させ、その水蒸気で水蒸気タービン9を駆動する。エンジン1からのエンジン冷却後のジャケット冷却水の熱により、蒸気発生装置14でアンモニア-水系混合流体の蒸気を発生させ、その蒸気から第1の分留器17で低温蒸気成分を分離し、その低温蒸気成分によって低温蒸気タービン18を駆動する。両タービン9,18により発電機22を駆動し、エンジン1からの排熱を電力や動力として回収する。また、水蒸気ボイラ5を経た後の排ガスからの排熱によりアンモニア-水系混合流体の蒸気を発生させ、その蒸気から第2の分留器26と凝縮器27とによりアンモニア濃度の高いアンモニア-水系混合流体を取り出して蒸気発生装置14に供給し、発生蒸気量を増大する。
請求項(抜粋):
エンジン(1) からの排ガスを取り出す排ガス配管(4) に、排ガスの熱によって水蒸気を発生する水蒸気ボイラ(5) を介装し、前記水蒸気ボイラ(5) に第1の循環配管(8) を接続するとともに、前記第1の循環配管(8) に、前記水蒸気ボイラ(5) で発生した水蒸気によって駆動する水蒸気タービン(9) と、前記水蒸気タービン(9) を経た後の水蒸気を水に戻す第1の復水器(10)とをその順に直列接続し、前記エンジン(1) からのエンジン冷却後のジャケット冷却水を取り出す冷却水配管(13)に、ジャケット冷却水の熱によって、水よりも低温で蒸発を開始する2成分系混合流体の蒸気を発生する蒸気発生装置(14)を介装し、前記蒸気発生装置(14)に第2の循環配管(16)を接続するとともに、前記第2の循環配管(16)に、2成分系混合流体の低温蒸気成分を分離する第1の分留器(17) と、前記第1の分留器(17) で分離された低温蒸気成分によって駆動する低温蒸気タービン(18)と、前記低温蒸気タービン(18)を経た後の低温蒸気成分を水に戻す第2の復水器(19)とをその順に直列接続し、かつ、前記第1の分留器(17) と前記第2の復水器(19)とを、前記第1の分留器(17) で分離された2成分系混合流体の液成分を前記第2の復水器(19)に戻す第1の配管(20)を介して接続し、前記水蒸気タービン(9) および前記低温蒸気タービン(18)に駆動装置(22)を連動連結し、前記排ガス配管(4) の前記水蒸気ボイラ(5) の下流側に、前記水蒸気ボイラ(5) を経た後の排ガスからの排熱を取り出す熱交換器(23)を介装し、前記熱交換器(23)に第3の循環配管(25)を接続するとともに、前記第3の循環配管(25)に、2成分系混合流体の液成分を分離する第2の分留器(26)と前記第2の復水器(19)とをその順に直列接続し、前記第2の分留器(26)と、前記第2の循環配管(16)の前記第2の復水器(19)と前記蒸気発生装置(14)との間の箇所とを、前記第2の分留器(26)で分離された低温蒸気成分を凝縮液化する凝縮器(27)を介装した第2の配管(28)を介して接続してあることを特徴とする排熱回収システム。
IPC (6件):
F02G 5/00 ,  F01K 23/10 ,  F01K 25/10 ,  F01K 27/02 ,  F02G 5/02 ,  F02G 5/04
FI (8件):
F02G 5/00 B ,  F01K 23/10 X ,  F01K 25/10 P ,  F01K 25/10 R ,  F01K 27/02 Z ,  F02G 5/02 B ,  F02G 5/04 C ,  F02G 5/04 H
Fターム (10件):
3G081BA02 ,  3G081BA20 ,  3G081BB07 ,  3G081BC06 ,  3G081BC07 ,  3G081BD00 ,  3G081DA03 ,  3G081DA13 ,  3G081DA14 ,  3G081DA30
引用特許:
出願人引用 (2件)

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