特許
J-GLOBAL ID:200903048522688779

血中吸光物質濃度測定装置および血中吸光物質濃度を演算するための補正関数決定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 本田 崇
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-120847
公開番号(公開出願番号):特開2002-306458
出願日: 2001年04月19日
公開日(公表日): 2002年10月22日
要約:
【要約】【課題】 酸素飽和度が変化してもその影響を受けず、精度良く血中吸光物質濃度を測定すること。【解決手段】 3波長光源1は、インジゴカルミンと、酸化ヘモグロビンおよび還元ヘモグロビンに吸光される波長λ1 =620nm の光と、インジゴカルミンには吸光されず酸化ヘモグロビンおよび還元ヘモグロビンに吸光される2つの波長λ2 =870nm 、λ3 =730nm の光とを生体に照射する。デジタルコンピュータ6は、生体組織2を透過したこれらの光の強度I1,I2,I3の脈動に基づいて、波長λ1の吸光度の変化分と、波長λ2 の吸光度の変化分の比Φ12と、波長λ3 の吸光度の変化分と、波長λ2 の吸光度の変化分の比Φ32とを求め、これらΦ12、Φ32と、予め記憶した補正係数αにより補正関数Φ12-α・ΔΦ32を求め、これから血中のインジゴカルミン濃度を測定する。
請求項(抜粋):
第1の血中吸光物質、第2の血中吸光物質および第3の血中吸光物質を含む血液の少なくとも前記第1の血中吸光物質の濃度を演算する血中吸光物質濃度測定装置において、第1の波長の光と、第2の波長の光および第3の波長の光を生体に照射する光源と、前記生体からの各波長の光をそれぞれの強度に応じた信号に変換する受光手段と、この受光手段の出力信号の脈動に基づき、前記第1の波長の減光度の変化分と、前記第2の波長の減光度の変化分の比である第1の比と、第3の波長の減光度の変化分と第2の波長の減光度の変化分の比である第2の比とを求める変化分検出手段と、前記第2の比の変化分と前記第1の比に基づいて、前記第1の比を補正する補正手段と、この補正手段により補正された前記第1の比に基づいて前記生体の血液中の前記第1の血中吸光物質の濃度を演算する濃度演算手段と、を備えた血中吸光物質濃度測定装置。
IPC (5件):
A61B 5/145 ,  G01N 21/27 ,  G01N 21/35 ,  G01N 33/49 ,  G01N 33/72
FI (5件):
G01N 21/27 Z ,  G01N 21/35 Z ,  G01N 33/49 K ,  G01N 33/72 A ,  A61B 5/14 310
Fターム (34件):
2G045AA13 ,  2G045CA25 ,  2G045CA26 ,  2G045DA51 ,  2G045FA11 ,  2G045FA25 ,  2G045FA26 ,  2G045FA29 ,  2G045GC10 ,  2G045JA01 ,  2G045JA02 ,  2G059AA05 ,  2G059AA06 ,  2G059BB12 ,  2G059CC16 ,  2G059EE01 ,  2G059EE11 ,  2G059GG00 ,  2G059GG03 ,  2G059HH01 ,  2G059HH02 ,  2G059HH06 ,  2G059KK01 ,  2G059MM01 ,  2G059MM05 ,  2G059MM09 ,  2G059MM10 ,  4C038KK00 ,  4C038KK01 ,  4C038KL05 ,  4C038KL07 ,  4C038KM01 ,  4C038KX02 ,  4C038KY04
引用特許:
審査官引用 (7件)
全件表示

前のページに戻る