特許
J-GLOBAL ID:200903048550242379

信号処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 草野 卓
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-243725
公開番号(公開出願番号):特開平5-080795
出願日: 1991年09月24日
公開日(公表日): 1993年04月02日
要約:
【要約】【目的】 与えられたウェーブレット係数と対応する信号を推定することを可能とする。【構成】 振幅ウェーブレット係数|Y(n,j) |を設定する(S1 )。乱数を初期仮り推定信号x0(l)とする(S2 )。これを仮り推定信号xk(l)としてウェーブレット変換する(S3 )。その得られたウェーブレット係数Xk(n,j)と|Y(n,j)|との振幅差の2乗が所定値以下か否かを判定する(S4 )。所定値以下でなければXk(n,j) の振幅|Xk(n,y) |を|Y(n,j) |で置換する(S5 )。その置換された係数を逆ウェーブレット変換する(S6 )。その逆変換された信号xk+1(l)を、ステップS3 に戻り、xk(l)としてステップS3 ,S4 ,S5 ,S6 を繰り返し処理する。ステップS4 で所定値以下と判定されると、その時のxk(l) を推定信号として出力する(S7)。
請求項(抜粋):
仮り推定信号をウェーブレット変換する第1処理と、そのウェーブレット変換して得られたウェーブレット係数と、与えられたウェーブレット係数との差の2乗が所定値以下か否かを判定する第2処理と、その第2処理で所定値以上と判定されると、上記差の2乗を最小とする信号を演算して、次の仮り推定信号とする第3処理と、上記第1,第2および第3処理を繰り返し、上記第2処理において上記差の2乗が所定値以下と判定されると、その時の仮り推定信号を上記与えられたウェーブレット係数に対する推定信号とする第4処理と、からなる信号処理方法。

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